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高橋一生主演ドラマ「1972 渚の螢火」に青木崇高、小林薫、城田優ら【特報映像あり】

2025年7月3日 08:00

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上段左から、沢村一樹、小林薫、高橋一生、青木崇高、城田優 下段左から、ベンガル、広田亮平、清島千楓、嘉島陸、佐久本宝、藤木志ぃさー
上段左から、沢村一樹、小林薫、高橋一生、青木崇高、城田優 下段左から、ベンガル、広田亮平、清島千楓、嘉島陸、佐久本宝、藤木志ぃさー

高橋一生主演で、坂上泉氏のクライムサスペンス「渚の螢火」(双葉文庫刊)をWOWOWがドラマ化する「連続ドラマW 1972 渚の螢火」に青木崇高小林薫沢村一樹城田優、ベンガルらが出演していることが分かった。併せて特報が披露された。

本作の舞台は、1972年の沖縄。本土復帰が目前に迫る中、現金を輸送していた銀行の車両が何者かに襲撃され、100万ドルが強奪される事件が発生する。当時沖縄では復帰に際し円ドル交換(アメリカ占領下ではドル紙幣を使用していたが、復帰に伴い円紙幣への交換が必要だった)が県政の重要事業と位置付けられており、琉球警察はこの件が日本政府やアメリカ政府に知られると、重大な外交問題に発展しかねないと、秘密裏に解決する特別対策室を編成する。復帰までの期限は18日。迫り来るタイムリミットと予測不能な展開。強奪事件は地元ギャングの犯行と目されたが、その背後にはアメリカ政府の思惑が見え隠れする……。

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高橋が演じるのは、琉球警察の刑事、真栄田太一。東京の大学に進学した後、当時珍しかった大卒として琉球警察に入署したエリートで、警視庁派遣の後、琉球警察に戻ってきたところ、特別捜査班の班長に任命される。沖縄出身でありながら東京にいたことや、その見た目から周りからは「ないちゃー(本土の人間)」と揶揄される。自分が何者なのか、常にアイデンティティを問い続けてきた。メガホンをとるのは「愛を乞うひと」「閉鎖病棟 それぞれの朝」の平山秀幸。高橋とは「よい子と遊ぼう」「連続ドラマW ヒトリシズカ」以来、3度目のタッグとなる。

新たに出演が発表されたキャストたちが命を吹き込むのは、特別対策室のメンバーとして真栄田とは高校の同級生でありながら彼をライバル視する捜査一課班長・与那覇清徳役に青木崇高、対策室室長で引退間際のベテラン刑事・玉城泰栄役に小林薫、会計課で事務をしていたところを玉城に抜擢された新里愛子役をオーディションで選出された沖縄出身の清島千楓、所轄だったが何も知らされず対策室に突如配属された比嘉雄二役を広田亮平が担う。また、同じ琉球警察で玉城や真栄田の上役にあたる本部長の座間味喜福を藤木志ぃさー、刑事部長の喜屋武幸勇をベンガルが演じ、強奪された100万ドルを取り戻し、犯人を探し出すよう特別対策室に命じる。

原作書影(双葉文庫刊)
原作書影(双葉文庫刊)

捜査上のキーマンを演じるキャストは、事件の鍵を握る地元企業の社長・川平朝雄役に沢村一樹、真栄田と日米間の捜査情報のやりとりをするアメリカ陸軍犯罪捜査局(CID)の大尉ジャック・シンスケ・イケザワ役を城田優、最近目立った動きを見せる地元ギャング宮里武男を嘉島陸、同じくギャングの稲嶺コウジに佐久本宝が扮する。

特報は沖縄本土復帰までの18日間で事件を解決に導かないといけない特別対策室メンバーの姿を捉えている。同じ対策室のメンバーであるにも関わらず対立する真栄田と与那覇の衝突、廃墟に突入する軍人たちの姿、メンバーと米兵との軋轢、絞殺された女性の遺体を次々に映し出し、緊張感あふれる映像に仕上がっている。

「連続ドラマW 1972 渚の螢火」は、10月19日から放送スタート(全5回、毎週日曜よる10時から放送・配信。第1話無料放送)。

新キャスト陣のコメントは以下のとおり。


現在からみれば「過去の一つの事件」だとしても、過去からみれば「事件を経て生まれた時点の一つ」が現在となる。その視点の差に見落としそうな、「人々の熱い想い」を我々は決して忘れてはならない。
激動の1972年。当時の沖縄に私の祖父はいたそうです。孫の私が当時の人物を演じる事は、ごく自然なことなのかもしれません。

沖縄の闇の戦後史とも言える作品で、deepなところもありますが、知らなかったところも沢山あって、楽しい仕事でもありました。久しぶりの沖縄ロケでありましたが、賑やかにリゾート地として発展した沖縄の裏の顔を知ると云う意味でも、是非、ご覧になって頂きたい作品となっています。

美しい海、温かい人々、ゆっくりと流れる時間。一方で巨大な軍事施設を抱え、今なお戦争の影を色濃く残す沖縄。1972年の沖縄返還を舞台にしたドラマですが、「昔あった物語」ではなく「今も続く現実」として皆さんが考える一端になる作品になると嬉しいです。
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ジャック・シンスケ・イケザワは、返還前の沖縄に駐留する、アメリカ陸軍の連邦法執行機関・CID(犯罪捜査司令部)の大尉です。そんな彼が、沖縄で次々と起こる不可解な事件に疑問を抱き、琉球警察の真栄田とタッグを組むところから物語が更に動いて行きます。強い“正義感”を持ちながらも、あらゆる可能性に目を向け、冷静かつ論理的に捜査を進めていく、クレバーで沈着冷静なキャラクターにぜひご注目ください。
そして個人的なことになりますが、この作品で、幼い頃からお世話になってきた平山秀幸監督と、ようやくご一緒できたことが本当に嬉しく、これは僕にとって一生の宝物になりました。一視聴者としても、この作品を心から楽しみたいと思っています。

■清島千楓
出身地沖縄が舞台になる映像作品への出演。それは大きな目標でした。オーディションを経て、出演が決まった時の胸の高鳴りを今も覚えています。
撮影現場では諸先輩方から多くを学び、私の知らない沖縄があることに気づくことができました。沖縄が歩んだ歴史と共に、ドラマを楽しんでいただけると嬉しいです。

1972年は沖縄の本土復帰の年。故郷で起きたこの出来事を多くの方に知ってほしく、強い責任感を持って撮影に臨みました。生まれた時代に翻弄される人々の姿。僕が演じた宮里武男もその一人です。登場人物によって作品の見え方も変わると思うので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

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