ライアン・ゴズリング主演「プロジェクト・ヘイル・メアリー」2026年日本公開! 世界熱狂の“何も言えない”小説を映画化
2025年7月1日 16:00

ライアン・ゴズリングが主演し、「スパイダーマン スパイダーバース」のフィル・ロード&クリストファー・ミラーとタッグを組んだ映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が、2026年に日本公開されることが決定。あわせて、予告編(https://www.youtube.com/watch?v=skrl5yRfnb0)とポスターが披露された。
原作は、「火星の人」が「オデッセイ」として映画化されたアンディ・ウィアーの同名小説。2021年5月の刊行直後に、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト1位を獲得。ロサンゼルス・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルと名だたる大手媒体でもベストセラー・リスト入り常連となり、わずか半年でミリオンセラーを達成。マイクロソフト創始者のビル・ゲイツが選ぶ「2021年に読んでおくべき5冊の課題図書」や、バラク・オバマ元大統領の「2021年のお気に入りの本」にも選出されたほか、科学専門家も“号泣必至”と熱烈に推奨するなど高い評価を受けている。


日本では2021年12月に早川書房から刊行されると、日本国内でも優秀なSF作品およびSF活動に贈られる第53回星雲賞「海外長編部門」を受賞。さらに小島秀夫、佐久間宣行、星野源をはじめとする著名人がこぞって推薦したことで、SNSでも「ネタバレに遭う前に読んでほしい!」という叫びにも似た口コミが広がり、“何も言えない”ネタバレ厳禁の作品として注目された。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の映画化を最も強く推し進めた人物は、主人公を演じるゴズリングだった。ゴズリングは刊行前の原稿を手にしてすぐに作品に夢中になり、読み終える前から「この壮大な物語を映画にするには、“彼ら”しか考えられない」と確信し、自ら「スパイダーマン スパイダーバース」でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したフィル・ロード&クリストファー・ミラーの監督起用をスタジオに働きかけたのだ。
その情熱的な行動が実を結び、ロード&ミラーが正式に監督として参加。自らもプロデューサーとして参画し、さらに「スパイダーマン」シリーズ成功の立役者であるプロデューサーのエイミー・パスカルも加わった。脚色はアンディ・ウィアーの「火星の人」を映画化した「オデッセイ」を手がけ、アカデミー賞脚色賞にノミネートされたドリュー・ゴダートが担当している。

予告は、中学校で科学教師として働く主人公ライランド・グレース(ゴズリング)が宇宙船の中で昏睡状態から目覚めるところから始まる。なぜ宇宙飛行士ではない、いち教師が宇宙にいるのか? グレースが記憶を辿っていくなかで、自身が“ヘイル・メアリー計画”に参画していることを思い出す。それは、太陽系の破滅的な危機によって滅亡に瀕した地球と人類を、グレースが解決するという“イチかバチか”のプロジェクトだった。宇宙でひとり、ミッションを続けるグレースだったが、危機に挑んでいたのは、彼ひとりではなかった──という期待が高まる内容となっている。
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