人生を壊された忌まわしい過去がよみがえって…少女時代のトラウマを抱えた女性の復讐劇「MELT メルト」予告編
2025年6月26日 17:01

少女時代のトラウマを抱えた女性の復讐劇を描いたリベンジスリラー「MELT メルト」の本ビジュアル、日本版予告編、場面写真、著名人からのコメントが披露された。
ブリュッセルでカメラマンの助手として働くエヴァには親しい友人も恋人もおらず、両親とは長らく絶縁状態にある。そんなエヴァのもとに、彼女が少女だった頃に不慮の死を遂げた少年ヤンの追悼イベントが催されるというメッセージが届く。その報せをきっかけに、かつて起きた惨劇のトラウマを呼び覚まされたエヴァは、謎めいた大きな氷の塊を車に積み、故郷の村へと向かう。それは自らの人生を大きく狂わせた過去と対峙し、すべてを終わらせるための復讐の始まりだった。
「オーバー・ザ・ブルースカイ」などへの出演で知られるベルギーの女優フィーラ・バーテンスが長編初監督を務め、大人になった主人公が過去の忌まわしい出来事を回想する構成で描き出す。大人のエヴァを演じたのは「トリとロキタ」のシャーロット・デ・ブリュイヌ。13歳のエヴァを繊細に体現し、サンダンスで賞を得たローザ・マーチャントは、これが長編映画デビュー作となる。さらには「トリとロキタ」「CLOSE クロース」のプロデューサーが名を連ねる。
日本版予告編では、冒頭から「13歳の夏休みに起きた―人生を変えた出来事」といった不穏なワードにはじまり、「女の子が必要だ」「シラケさせるなよ」といったエヴァと幼馴染が交わす意味深なセリフも飛び交い、ただならぬ空気が漂うなか過去と現在が交錯していく。当時、エヴァと幼馴染との間で行われていた「ゲーム」とは何なのか、現在のエヴァが大人になった彼らと再会を果たす様子も明らかになる。7月25日、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
その眩しい光の影といったら 漆黒で残酷で怖かったんだ
YOU(タレント)
これは復讐譚なのだろうか。
むせかえるほどの孤独と絶望が、それすらも曖昧にしてしまう。
ゆいちむ(映画好きOL)
癒えることはなく、膿を垂れ流しながら、瘴気を放ち続ける日々。
壊死していく心の先にある、冷たい終幕。足元に感じた冷たさに、思わず指先がこわばった。
氏家譲寿(ナマニク)(文筆業・映画評論家)
大人には見えない地獄がジワジワと続く時間
そしてそれを例え心の奥底に葬ったとしても
水面下で時間をかけ
その人間の心も生活も蝕み溶かしていく様を
こちらに刻みつけるような痛みがあった。
これを反面教師、のような簡単な言葉では
片付けられない。
枝優花(映画監督・脚本・写真家)
(C)Savage Film - PRPL - Versus Production-2023
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)