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ピクサーが新作を発表 次の主人公は黒猫

2025年6月16日 19:00

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エンリコ・カサローザ監督
エンリコ・カサローザ監督
Photo by Karwai Tang/WireImage/Getty Images

ピクサー・アニメーション・スタジオは、「あの夏のルカ」のエンリコ・カサローザ監督による新作オリジナルアニメーション映画「Gatto(原題)」を2027年に公開すると発表した。

アヌシー国際アニメーション映画祭で明らかにされたこの作品は、イタリアのベネチアを舞台に黒猫が主人公の物語。英エンパイアによれば、ピクサー初の手描きアニメとCGを融合した革新的な技法で製作されるという。

「Gatto(原題)」の舞台は、運河が張り巡らされたベネチア。主人公は黒猫のネロで、猫のマフィアのボスに借りがあることから窮地に陥る。そんななかで予想外の友情を築き、人生の目的を見つけていくという物語だ。

カサローザ監督はイタリア出身で、ピクサーの短編「月と少年」を手がけた後、長編初監督作品として「あの夏のルカ」を製作した。同作は北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に、海に暮らす「シー・モンスター」と呼ばれる種族の少年ルカが憧れの人間の世界に足を踏み入れるひと夏の冒険を描いたファンタジーアドベンチャーで、22年の第94回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされた。

「Gatto(原題)」の発表は、アニメ業界でオリジナル作品への関心が高まっていることを反映している。今年のアカデミー賞長編アニメーション部門では、ラトビアの映画制作者ギンツ・ジルバロディスによるセリフのない作品「Flow」が受賞し、インディペンデントで製作されたアニメーション映画として初めて同賞を獲得。ピクサーの「インサイド・ヘッド2」やドリームワークスの「野生の島のロズ」を破る快挙だった。

現在、大手アニメスタジオは主に続編作品に力を入れており、ピクサーでも「トイ・ストーリー5」「インクレディブル・ファミリー3」「リメンバー・ミー2」などが様々な段階で開発されている。同時に、近日公開予定の「星つなぎのエリオ」と合わせて、ピクサーがオリジナル作品への取り組みを強化していることも明らかになった。

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