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フローレンス・ピューが丸刈りになった真相が明らかに ワンテイク撮影の舞台裏に迫るメイキング映像

2025年6月7日 10:00

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映画は公開中
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(C)2024 STUDIOCANAL SAS – CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

ブルックリン」のジョン・クローリー監督最新作で、A24が北米配給権を獲得した「We Live in Time この時を生きて」(公開中)のメイキング映像が披露された。主演のフローレンス・ピューが髪を剃るシーンの舞台裏が収められている。

新進気鋭の一流シェフであるアルムート(ピュー)と、離婚して失意のどん底にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。何の接点もなかった二人が、あり得ない出会いを果たして恋におちる。自由奔放なアルムートと慎重派のトビアスは何度も危機を迎えながらも、一緒に暮らし娘が生まれ家族になる。そんな中、アルムートの余命がわずかだと知ったふたりが選んだ型破りな挑戦とは──。

披露されたのは、主人公アルムートが髪を剃るシーンにフォーカスしたメイキング映像。ピューが実際に髪を剃り、ワンテイクで撮影されたというこのシーンは、キャストと製作陣の並々ならぬ覚悟が込められている、本作の中でも特に重要な場面のひとつ。病気のため髪を剃るアルムートが、その出来事を家族にとっての「楽しい思い出」に変えようとする、穏やかで美しいシーンだ。

2023年、突如披露されたピューの大胆な丸刈りヘアは、ファッションイベントやレッドカーペットの場にて注目を集め、SNSやメディアでも大きな話題に。そのスタイルは、本作に深く寄り添った役作りの一環だったことが、今回の映像で明らかになった。その後も、伸びてきた髪を幾度もカラーチェンジするなど、常に大胆な変化を見せてきたピュー。印象的なヘアスタイルの背景にあった、知られざる役作りの秘話も明かされている。

画像2(C)2024 STUDIOCANAL SAS – CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

はじめて脚本を読んだときの心境について、ピューは「脚本での髪を剃るシーンは、とても美しく、幸福感や生命感に満ちていたの。映画のメッセージが深く理解できた」と語っている。まさに一発勝負の撮影だったにも関わらず、心穏やかに当日を迎えたというピュー。彼女の髪を実際に剃ったガーフィールドは、ピューとは対照的に緊張しながら撮影に挑んだそうで、「人の頭を剃るなんて初めてでドキドキした。しかもカメラの前でだ」と撮影時の様子を率直に振り返っている。

当初、スキンヘッド用のカツラでの撮影を想定していたというクローリー監督も、「彼女は初めて会ったときこう言った。“この役のために髪を剃る”」と、ピューの言葉に驚いた当時のエピソードを明かしている。それに対してピュー自身は、「剃らない選択肢はなかった。このような役柄では演技の内だもの」とまっすぐに語った。髪を剃るという現実の行為と、ワンテイクの緊張感。その両方が合わさることで、その瞬間の美しさと彼女の勇気を、圧倒的なリアリティで捉えることに成功している。

このシーンを含む多くの場面は、手持ちカメラによる至近距離の撮影で行われている。ふたりの心の機微を繊細にとらえるために採用されたこの撮影方法は、カメラマンとピューの間に豊かでクリエイティブな心の通い合いを生み出し、スクリーン上でもその繋がりが輝きを見せている。実際に撮影を担当した撮影監督のスチュアート・ベントリーは、ピューの演技に胸を打たれて涙を流し、撮影を一時離れなければならないこともあったという。ピュー以外の全員が目に見えてナーバスになっていたという撮影日について、ベントリーも「うまくいくか不安だった。やり直しがきかない一発撮りだったからね」と、当時の張りつめた空気を振り返った。

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