オリバー・ストーンがエネルギー戦争の裏側を暴くドキュメンタリー「未来への警鐘 原発を問う」8月1日公開
2025年6月5日 08:00

オリバー・ストーン監督が原子力エネルギーを見直すドキュメンタリー「NUCLEAR NOW」が、「未来への警鐘 原発を問う」の邦題で8月1日から公開される。
本作は、自身のベトナム戦争体験をもとに描いた「プラトーン」(1986)と「7月4日に生まれて」(1989)でアカデミー賞の監督賞を2度受賞したストーン監督が、「いかに気候変動を解決するか」について書かれたアメリカの科学者ジョシュア・S・ゴールドスタインの著書「明るい未来」を基にしたもの。2022年のヴェネチア国際映画祭でCICT-UNESCOエンリコ・フルキョーニ賞を受賞した。
2017年、トランプ大統領はアメリカをパリ気候協定から脱退させ、気候変動をでっち上げだとしたが、多くの人々は、再生可能エネルギーという形のクリーンエネルギーを選んだ。再エネへの世界の投資はおよそ3兆ドルに達し、太陽光は8割、風力は5割コストが下がった。だが、多大な努力と期待にもかかわらず、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、30年以内に炭素排出をほぼ100%カットしなければ、2050年までに生態系と経済に深刻な被害が及ぶと示した。ストーンは、自ら原子力発電所などに出向いて取材を敢行する。
広島・長崎への原爆投下、チェルノブイリ原発事故、福島第一原子力発電所事故など、人類はこれまで被ばくによる被害を目の当たりにしてきた。だが、石油・ガス業界が率先して行ってきた原子力エネルギーに対する大規模なネガティブキャンペーンによって、核に対する恐怖心を煽られた一面もあると、ストーンは指摘する。
地球が気候変動とエネルギー貧困の課題に直面する今、果たして「原発」は未来への鍵となるのか。ストーンの原子力に対する提案をどう受け取るべきかを世界に問う、衝撃のドキュメンタリーだ。8月1日から池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

傑作SFアドベンチャー、無料放送!
【製作費1億7000万ドル超の大作】近代文明崩壊、人々の運命は…(提供:BS10 スターチャンネル)