ルイス・ハミルトン「この映画にはすべてがある」 ブラッド・ピット主演「F1 エフワン」の真髄とは? 特別映像公開
2025年6月1日 11:00

ブラッド・ピットが主演し、「トップガン マーヴェリック」の製作チームが再結集した映画「F1 エフワン」の特別映像が、このほど公開された。メガホンをとったジョセフ・コシンスキー監督のほか、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデムらハリウッド俳優たちが見どころを語っている。
F1®の全面バックアップを得て製作された本作は、世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影を施行。出演者たちは数カ月の厳しいトレーニングを積み、F1®マシンを実際に操縦するなど限界までリアルを追求した。
F1®モナコGPのタイミングに合わせて、F1®ドライバーやチーム代表らを対象に上映会を実施したことでも話題を集めている「F1® エフワン」。同日に作品を楽しんだドライバーのひとりには、F1®王者に7度輝いた男、ルイス・ハミルトンの姿もあった。実は本作の製作にも関わっているハミルトンは「この映画にはすべてがあります。ブラッド・ピット。スピード。スリル。ドラマ、ユーモア、そして少しロマンスもあります」と見どころを紹介。さらに「このスポーツに人生を捧げてきた者として、この俳優陣と映画製作者たちと共に仕事ができたことをとても光栄に思っています」と賛辞を贈った。

映像の前半は、本編映像から、苛立ちを隠せず物に当たるルーキーレーサーのジョシュアやピットクルーが調整に失敗してしまう姿など情けなさを感じてしまうシーンが差し込まる。さらに、キャスト陣がチーム・エイペックスに対して「幸運もつかめない」「まるで落ちこぼれの集団」とコメントも。しかし、映像の後半からは、各キャラクターたちが絆を構築していく姿が垣間見えるシーンとともに、コシンスキー監督が「ドライバーは一人では勝てない。チーム全員で力を合わせて不可能を可能にする」と語る姿が使用されている。

実はコシンスキー監督の言葉には、レースを勝ちあがるにはドライバー選手だけではできない“F1®らしさ”が本作に詰めこまれていることを示している。F1®には、レースを走るドライバー2人と、数秒でレース中の車をベストコンディションまで調整するピットクルーたち、目まぐるしく変化するレース状況に即した戦略を巡らせる司令塔たちなど、1000人を超える仲間を持つチームも中には存在するのだ。そんな“隠れたチーム戦”という点は、F1®自体が持つ魅力のひとつであり、本作の大きな見どころのひとつにもなっている。
「F1 エフワン」は6月27日から公開。
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