JO1豆原一成、44年ぶり映画主演・市毛良枝の孫役で「すごく成長できた」 「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」10月24日公開
2025年5月28日 08:00

グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が、市毛良枝とともに映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」に主演することがわかった。10月24日より新宿ピカデリー他で全国公開される。特報とティザーポスターがお披露目された。
原案は、約100年前の女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(後に現在の学校法人文京学院に発展)し、教育のために奔走した島田依史子氏の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。島田氏が後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスをちりばめて物語を構築した。「大河への道」の中西健二監督がメガホンを取り、脚本は「サイレントラブ」のまなべゆきこが担当した。
祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな2人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つける。同じ学び舎で学ぶことになった“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”の人生のふとした喜びを描く家族の物語が描かれる。

拓磨役を演じる豆原は、グローバルボーイズグループ「JO1」の最年少メンバーとして活躍。俳優としてTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」などに出演したほか、5月30日公開の映画「BADBOYS THE MOVIE」では初主演を務めた。本作では祖母との日々のなかで夢を見つけていく、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生をナチュラルに演じる。

もう1人の主役を務める市毛は、映画「ラーゲリより愛を込めて」「明日を綴る写真館」など多くのドラマ・映画・舞台で活躍。本作は「青葉学園物語」以来、44年ぶりの映画主演となり、ピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていくチャーミングな文子を生き生きと演じる。
映像では、突然一緒に暮らすことになり、同居に戸惑う孫・拓磨(豆原)と、孫との生活を楽しみにしていた祖母・文子(市毛)の姿が描かれる。さらに、同じ大学で学ぶことになり、「若いころの夢を叶えに来ました」とキラキラとした表情で話す文子と、“夢を見つける”ことに悩む拓磨の対照的な姿が映し出される。そんな2人が見つけたのは、富士山が好きだった亡き祖父が遺した“謎の数式”。それは2人にとっての一歩を踏み出すきっかけとなるさらなるサプライズとなっていく。拓磨が唯一こだわりをもつコーヒーを共に楽しむ2人の表情にも注目だ。
孫・拓磨役の豆原は「自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。楽しみに待っていてください」とコメント。
祖母・文子役の市毛も「彼女(文子)の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい」と作品への思いを語った。
ティザーポスターは、拓磨と文子が並んでコーヒーを飲むシーンを切り取ったもの。笑顔の2人の姿とともに「一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい」というコピーが添えられている。
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」は、10月24日より新宿ピカデリーほかで全国公開。
自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
楽しみに待っていてください。
当たり前の日常に幸せを感じていた文子さん。突然夫を亡くしうつろになってしまいます。でも夫の遺したものから彼女は一歩踏み出し、新たな世界を見つけていきます。それは亡き夫の思いを探る旅でもありました。
我々世代がこれからを考えるとき、避けては通れない老後の生活。新しい体験をする文子さんに叱咤激励されつつ、暑い中での撮影を終えました。
彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい。
(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
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