緑川光、Snow Man佐久間大介、岡本信彦、佐倉綾音らが舞鶴市から平和への祈りを届ける朗読劇、8月に開催
2025年5月27日 13:00

緑川光、佐久間大介(Snow Man)、岡本信彦、下野紘、豊永利行、岸尾だいすけ、佐倉綾音、井上麻里奈が出演する「朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 『約束の鎮魂歌(レクイエム)』」の開催が決定した。8月2~4日に、舞鶴市総合文化会館で全5公演を行う。
「朗読劇 READING WORLD」は、2020年から毎年上演されている「世界文化遺産 下鴨神社 朗読劇 『鴨の音』」から生まれたプロジェクト。イベント会社・Thanksgivingの春口秀之と、青二プロダクションの池沢勝斗が陣頭指揮を執り、日本が誇る声優の声による表現を広く届けるべく、日本各地の世界遺産や歴史的建造物などにゆかりある場所で朗読劇を披露している。今作は、24年の「朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の果て』」に続く舞鶴での第2回公演。第2次世界大戦の最後の引揚港である舞鶴港や舞鶴引揚記念館を擁し、ユネスコ世界記憶遺産にも登録されている舞鶴市から「平和の尊さ、平和への祈り」を発信する。
演出は朗読劇「君の膵臓をたべたい」の保科由里子、脚本は、オーディオドラマ「夜に駆ける」の静森夕が担当する。下野は8月2日、豊永は8月3日、4日のみの出演となる(ダブルキャスト)。
チケット価格は1万1000円。一般販売の詳細は6月下旬ごろに発表予定。
舞鶴市長を務める鴨田秋津氏からのコメント全文は以下の通り。
舞鶴市長の鴨田秋津でございます。
今年は戦後80年、そして舞鶴市が所有する引き揚げに関する資料がユネスコ世界記憶遺産登録されて10周年という舞鶴にとっても非常に重要な年を迎えています。このような年に、昨年、多くの方々の心を打った朗読劇が、新たなストーリー「約束の鎮魂歌(レクイエム)」として、再び舞鶴で開催されることは、大変光栄なことであり、心からうれしく思います。
戦後、舞鶴は引揚港として、1945年から13年間にわたり海外から約66万人の引揚者を温かく迎え入れました。この地は、引揚者やその帰国を待ち焦がれる日本の留守家族、そして、心身ともに傷ついた引揚者を支えた舞鶴市民など、まさに戦後の出発点としてさまざまな人生が交錯した舞台となりました。
1988年には、引揚体験者の強い願いにより史実を後世に伝え、平和の尊さを発信する拠点として舞鶴引揚記念館を開館いたしました。
戦争や引き揚げの記憶は薄れつつあるなか、我々は「体験者なき戦後」の始まりを迎えようとしています。しかし、私はこのような時代だからこそ、引き揚げの史実を「日本へ、世界へ」と発信し、平和への願いを次の世代につないでいくことが舞鶴の責務であると強く感じています。
今回の朗読劇は、緑川光様、岡本信彦様、下野紘様、豊永利行様、岸尾だいすけ様、佐倉綾音様、井上麻里奈様といった素晴らしい声優陣のみなさまと、「Snow Man」の佐久間大介様という豪華な出演者とうかがっています。
この朗読劇をきっかけとして、全国各地から特に若い世代の方々が多く当地にお越しになり引き揚げの史実に触れられることは、世界平和を切望し、引き揚げの史実を未来へ継承する舞鶴市の取り組みにとって、希望の1ページを刻んでいただいています。改めて、制作に関わる全ての皆様に心より感謝申し上げます。
出演者、スタッフ、そして観劇にお越しになる皆様を心よりお待ちしております。ぜひ、舞鶴引揚記念館にも足をお運びいただき、引き揚げの歴史と平和への願いを享受していただければ幸いです。
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