本作は、累計発行部数35万部を突破する人気小説シリーズの第6弾「恋愛禁止」(角川文庫/KADOKAWA刊)に、原作者である長江俊和が完全オリジナル要素を加え、自ら監督を務めてドラマ化する測不能な恋愛ホラーサスペンス。
自ら望まない罪を犯し、追い詰められていく主人公・木村瑞帆を演じるのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」「ブギウギ」などに出演し、活躍の幅を広げる伊原。恋愛に無関心だったが、ある日を境に瑞帆のことが気になり、彼女の支えとなっていく津坂慎也役には、EXILE/FANTASTICSのパフォーマー、佐藤。瑞帆に好意を抱き、その想いの深さから猟奇的なストーカーと化してしまう郷田肇役を、「八犬伝」「女神降臨」の渡邊が演じる。
「恋愛禁止」書影 (角川文庫/KADOKAWA 刊)主演を担う伊原は「ドラマ版では、結末もそうですし、オリジナルの部分が多くあるので、これだけ面白い脚本、頑張らないとなと更にパワーをもらいました」と意気込みを語り、共演する佐藤と渡辺は「サスペンス好きの自分としてもすごく台本を読む手が進む、そんな面白い脚本だなと思いました」(佐藤)、「見えてこない展開というのが本当に面白くて、これがドラマで映像になったときに視聴者の方がSNSで考察するイメージが見えました」(渡辺)とそれぞれ脚本を絶賛してみせた。
ドラマ化に合わせて公開されたポスタービジュアルは、殺人を犯し、罪悪感にかられながらも、抗えない現実と葛藤する瑞帆(伊原六花)、瑞帆の秘めた苦悩に寄り添い、支える慎也(佐藤大樹)、純粋に瑞帆を想うが故に歪んだ愛を真っすぐに貫こうとする郷田(渡邊圭祐)を捉えている。
ドラマ「恋愛禁止」は7月3日午後11時59分から放送開始。キャストと関係者のコメントは以下のとおり。

◆脚本を読んでの感想は?
「面白い!」という感想です。原作も読んでいましたが、ドラマ版では、結末もそうですし、オリジナルの部分が多くあるので、これだけ面白い脚本、頑張らないといけないなと更にパワーをもらいました。
◆木村瑞帆という役柄と役作りの中で心掛けている事は?
私が演じる瑞帆は、割と巻き込まれ体質で、どちらかというと受け身なので、役作りという中では、結構重めなシーンが続くので、ちゃんと自分(
伊原六花)を大事にしようと思っています。
◆共演者の印象について教えて下さい
佐藤さんは、「shine(シャイン)」です。太陽みたいな眩しい方だなというのが第一印象です。オレンジという感じがしました!渡邊さんはご一緒するのが2回目なので、「面白い方」というのは存じ上げていたんですが、ある日現場で渡邊さんが、ちょっと段があるところに足を掛けて、かっこ良いポーズで休憩されていて、初めてそういうポーズで休憩される方を見たので、渡邊さんの新たな一面が見えました(笑)
◆撮影現場で楽しみにしていること
楽しい現場が好きなので、お2人(佐藤・渡邊)がどのような感じで現場を盛り上げてくださるかが楽しみです!
◆この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
“恋愛ホラーサスペンス”というその名の通り、恋愛要素ももちろんありますし、とてもドキドキするホラー要素もあります。展開や真相がどうなっていくのかというサスペンス要素もありながらも、しっかりお話として共感できる部分もあり、見てくださっている方々も一緒に考察しながら、楽しく見ていただける作品だと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです!

◆脚本を読んでの感想は?
1人1人のキャラクターが原作よりも濃く描かれている部分もたくさんあったので、この脚本に負けちゃだめだなと思いましたし、何よりも最後まで結末が本当にわからない作品だなと思いました。すごく台本を読む手が進む、そんな面白い脚本だなと思いました。
◆津坂慎也という役柄について
瑞帆に好意を抱き、一番近くで支えようと決心する役で、好青年というか、見ていても微笑ましいと思
います。
◆共演者の印象について教えて下さい
伊原さんはテレビで見ていた印象そのままで、本当に明るくて、そこにいるだけで皆に力を与えてくれるようなパワーをもっている方だなと思いました。渡邊さんは、今回初めてご一緒させていただくのですが、とてもクールで物静かな方かと思っていたら、話してみると全然そんなことはなくて、すぐに仲良くしていただいたので、とても心強いです!撮影も同じシーンがまだないのですが、これから楽しみだなと思っています。
◆撮影現場で楽しみにしていること
夏場の撮影なので、体力がいると思うんです。それを乗り切るためにはやっぱり差し入れですね!僕は変わった差し入れをする自信があります(笑)差し入れ頑張りたいと思います!
◆この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
1人1人の登場人物がとても個性豊かで、濃いキャラクターばかりですし、初回から最終回まで、きっと予想のつかない展開が待っていると思います。毎週楽しみにしていただけたら嬉しいです!

◆脚本を読んでの感想は?
見えてこない展開というのが本当に面白くて、これがドラマで映像になったときに視聴者の方が SNSで考察するイメージが見えたので、何回も観てもらいたいですし、そう思ってもらえるような作品にしたいなと思いました。
◆郷田肇という役柄と役作りの中で心掛けている事は?
瑞帆にストーカーをしながら、色んな人との間柄の中で、色んな表情を持っているのが郷田という役です。動機は純粋でありたいというキーワードが自分の中にあるので、そこを大事に演じたいと思います。
◆共演者の印象について教えて下さい
2人とも明るいんですよ。伊原さんはずっと笑顔で、現場にいてくださるだけで明るくなる存在です。佐藤さんは初めましてですが、もう既に喋ってくださるんです(笑)色々とエピソードを話してくれるので、自分にとって2人とも「shiny(シャイニー)」です。楽しそうな現場になると思っています!
◆撮影現場で楽しみにしていること
基本的に楽しい現場にいたいなと思っているタイプですが、役柄もあるので2人とは距離を取りながらやっていけたらなと思っています(笑)楽しくいきましょう!
◆この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
色んな登場人物の目線に立って見ると、新しい発見が出来る作品になっているんじゃないかなと思います。ぜひ何周もしていただきたい作品です。そういう風に作るつもりで頑張りたいと思っておりますので、ぜひリアルタイムでご覧になっていただけたらと思っております!
この小説を書いたときは、まさかドラマになるとは思っていませんでした。しかもこのような豪華キャストが出演し、監督までさせていただけるとは、この上ない喜びです。私の集大成的作品となるべく、連日撮影に臨んでいます。素晴らしい映像が撮れていますので、早く皆さんに観ていただきたいです。今回のドラマは、原作とは違う驚愕のラストが待ち構えています。そちらもぜひ、ご期待下さい。
本作を書くきっかけになったのは、ある恐ろしい夢を見たからでした。自分が何か人殺しのような重罪を犯して、警察から追われて必死に逃げている夢なのです。起きて夢だと知って安堵するのですが、その中で体験した生々しい感覚は中々消えません。本作の主人公である瑞帆も、悪夢のような状況に追い込まれ、もがき苦しみます。一体彼女に何が起きているのか?「恋愛」という名の地獄に落ちた彼女はどうなってしまうのか!?是非このドラマをご覧いただき、全10話に仕掛けられた謎を解き明かしてください。
■廣田晃二プロデューサー
カルト的な人気を誇る「放送禁止」をはじめとした「禁止シリーズ」の原作者であり、今回監督も務められる長江さんとホラードラマの企画を一緒に考えていく中でたどり着いたのが、今回7月期木曜プラチナイト枠で放送する「恋愛禁止」です。原作は、“ホラー”というジャンルではありますが、誰もが持っている愛に対する執着が根底にあり、その執着ゆえに道を踏み外してしまう人物たちが登場する、“恋愛の業”を描き出した長編小説です。
今回原作者である長江さんに脚本打合せに入って頂き、原作がもつ不気味な雰囲気を生かしながら、ドラマ化するにあたり、主人公・瑞帆の周りに彼女を追い詰めていく人物が次々と登場するスピード感のある展開を積み重ねました。そして、それぞれが信じる“愛”を突き詰め、追い込み、追い込まれていく登場人物たちを魅力的に彩る台詞を、脚本の遠山絵梨香さんが丁寧にかつ大胆に紡いでくださいました。
そんな愛ゆえに様々な出来事に翻弄されていく、“切なさ”を感じさせる登場人物たち。1話で元恋人を衝動的に殺してしまうハードな役どころの木村瑞帆を、
伊原六花さんが背負い、日々現場を引っ張って頂いています。そんな瑞帆を見守り続ける慎也を、
佐藤大樹さんが思わず尊く感じてしまうほどの優しさをもって演じて頂き、物語の鍵を握るストーカー・郷田を
渡邊圭祐さんが楽しみながらも真摯に向き合って演じてくださっています。3人の他にも、強すぎる愛にもがき苦しむ人物たちが次々登場しますので、ご期待下さい。
そして「禁止」シリーズの作品らしい、伏線やさりげない真相解明への糸口など、ミステリーとしても楽しめる要素も潜んでいます。是非繰り返して視聴して、見つけるのも楽しんでもらえればと思います。ラストに待っている結末は、原作と異なるドラマ完全オリジナル展開となっております。みなさんの予想を裏切る結末になっておりますので、是非ご覧ください!
【登場人物】
高校時代、親の再婚で悩んでいたのを担任の倉島隆に相談しているうちに、二人の距離が縮まり、恋仲に発展する。高校卒業後も交際を続けていたが、隆の束縛が強く、暴力を振るわれるようになる。隆から逃げるため地元を離れ、東京に出てきた瑞帆。そこで会社の同僚・樋口麻土香、その幼馴染の津坂慎也と出会う。隆から逃げて2年、平穏な日々を過ごしていた瑞帆だったが、その日々も隆の出現によって終わりを迎えてしまう…。復縁を迫る隆、それを拒むなら自分が死ぬと脅され、衝動的に彼を殺害してしまったことから、瑞帆の運命の歯車が大きく狂い始める―。
■津坂慎也(
佐藤大樹/EXILE/FANTASTICS)
IT 会社勤務。麻土香の幼馴染で、麻土香を通じて、瑞帆と出会う。人当たりがよく、料理好き。元々恋愛には興味がもてないタイプだったが、瑞帆と出会い、悩んでいる彼女を見て自分が支えになりたいと思う。
個人投資家。多額の資産を持ち、そのお金を元に投資や会員制のBARを運営している。偶然街角で見かけた瑞帆に好意を抱く。しかし瑞帆との距離の詰め方がわからず、彼女を尾行し、常に行動を監視するなど、いつの間にかストーカー行為に走ってしまう。不動産会社に勤務する瑞帆の大口顧客になり瑞帆に近づいていく。