大友啓史監督「宝島」に塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧らが出演【コメント発表】

原作は、戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描き切った真藤順丈氏による同名小説。妻夫木のほか、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らが共演し、アメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を圧倒的熱量と壮大なスケールで描き出す。

幼馴染の4人、グスク（妻夫木）、ヤマコ（広瀬）、レイ（窪田）、そして、みんなの英雄的存在でありリーダーのオン（永山）。ある夜、オンが姿を消してしまう。彼はなぜ消えたのか？　残された3人はオンの姿を追い求めそれぞれの道を歩んでいく。そして、20年後に3人がたどり着いた真実とは――。

出演が明らかになったのは、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバーら10名の実力派俳優陣。

塚本は失踪したオンを探すため刑事となったグスクの相棒・徳尚（とくしょう）役、中村が米軍の高官アーヴィンの通訳・小松役、瀧内がヤマコが慕うAサインバーの女給・チバナ役として登場。そしてウタ役に、カナダ出身で「メンズノンノ」モデルオーディション史上最年少グランプリを受賞した栄莉弥（エリヤ）が抜擢。本作で本格的俳優デビューを果たし、沖縄に生きる若者の代弁者として魂を震わせる演技を見せている。

その他にも、兄・オンを見つけ出すためにヤクザへの道を選んだレイの刑務所仲間である民族運動家・タイラ役に尚玄、ヤクザになったレイに特飲街の仕切りを任せるコザ派の親分・喜舎場（きしゃば）役にピエール瀧、ある事件の内容を探るためグスクに近づくCIA要員・ダニー岸役に木幡、密貿易団クブラのリーダーで、オンが消えた日、一緒に基地に忍び込んだ戦果アギヤーの・謝花（じゃはな）ジョー役に奥野、喜舎場や謝花ジョーと繋がり、オンの行方にも関わっている鼻の曲がった男・辺土名（へんとな）役にお笑いコンビ「とろサーモン」の村田、グスクの刑事としての才能を買い、チームを組んで何件もの事件を解決する米軍の高官・アーヴィン・マーシャル役をアメリカ出身で元プロ格闘家のドーバーが演じている。

「宝島」は、9月19日から全国で公開。コメントは、以下の通り。