「ナインパズル」で初共演を果たしたキム・ダミとソン・ソック、共通点は「内気で淡白」な性格?
2025年5月22日 16:00

ディズニープラスの「スター」で独占配信されている本格心理サスペンスシリーズ「ナインパズル」の製作発表会見が韓国・ソウルで行われ、メインキャストのキム・ダミ(「梨泰院クラス」)、ソン・ソック(「殺人者のパラドックス」「カジノ」)が揃って出席した。

謎めいたパズルのピースが残された、10年前の殺人事件の唯一の目撃者で、天才プロファイラーのユン・イナと、彼女を容疑者だと信じて疑わない刑事のキム・ハンセムが、“新たなピース”の出現で巻き起こる連続殺人事件の秘密を暴いていく。

キム・ダミが演じるユンは、ソウル警察庁科学捜査課犯罪分析チームに所属し、事件現場で犯人の心理と動機を素早く推測する優れたプロファイラーという役どころ。「初めてシナリオを読んだとき、次の展開が気になって読むのがやめられなくなりました」と振り返り、「個性的なプロファイラー役というのも新しい挑戦ではないかと思い、参加することにしました」と、出演を決めた理由を説明した。
トラウマを抱えたキャラクターでもあり、役づくりで重要視したのは、「10年前に叔父が巻き込まれた殺人事件の唯一の目撃者という設定」だと語る。「事件を目撃したショックで当時の記憶を失っています。そのため、彼女は少女時代から時間が止まっているのではないかと考え、正直で、感情の赴くまま自分勝手に行動するけれども、同時に痛みや弱さも持っている。そんな子どもっぽさを見せようと思いました」(キム・ダミ)。
プロファイラーを演じる際には、外見にもこだわったといい「鋭く冷静に事件に向き合う、スイッチがオンになった姿を表現するため、ネクタイや眼鏡を着用し、ヘッドフォンを身につけたり、ネイルアートをしたり、髪を少し跳ねさせました」と、ポイントを明かした。

一方、ソン・ソックは、理解不能な行動で周りを困惑させる、一風変わった捜査一課のエリート刑事、キム・ハンセム役を務めている。役どころについて、「一言で言えば、とても“しつこい”刑事。10年間未解決の事件を追うせいで、昇進もできず、その事件にだけ執着しています」と分析し、ニット帽をかぶる姿は映画「レオン」の影響もあると語った。
イナとハンセムは、容疑者と刑事でありながら、同じ事件に携わるプロファイラーと刑事でもあるという不思議な関係性だ。キム・ダミは「どんな関係だとしても、子どものときからそばにいてくれた人で、そばにいなくてはいけない存在」、ソン・ソックは「兄妹でもないし、近所の知り合いでもない。だからと言って敵でもない。守りたいけど、倒したい相手でもある」と、互いが特別な存在であることを強調する。

初共演した印象について、キム・ダミが「ご自分から私のところに来てくれて、いろんな話をしてくれました。ふたりで演技する場面が多く、楽しかったです」と感謝すると、ソン・ソックも「ダミはいろんなアイディアを持っているので、頼りになりました。僕とダミとは性格が似ているんです。内気で淡白。なので、いいパートナーとしてやっていけると思いました」と笑顔で返答し、相性の良さをアピールした。
製作発表会見には、共演するキム・ソンギュン、ヒョン・ボンシク、ユン・ジョンビン監督(「悪いやつら」「ナルコの神」)が出席した。「ナインパズル」は、ディズニープラスの「スター」で独占配信中(全11話/初回6話一挙配信、以降毎週水曜配信)。

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