NFT発のオリジナルアニメ「新星ギャルバース」今夏公開、メインスタッフも発表
2025年5月15日 17:30

オリジナルアニメ「新星ギャルバース」が2025年夏に公開されることが決定し、先行場面カットが披露された。

同作は、クリエイターの大平彩華が2022年にAIアーティストの草野絵美と立ちあげたNFTプロジェクト「新星ギャルバース」をもとにしたアニメ化。1990~2000年代のノスタルジックなアニメにギャルカルチャーを取りいれ、現代の価値観で再構築したストーリーが展開される。アニメ化にさいして4000人以上のファンからの支援によってアニメ制作資金が調達され、作品に登場する惑星の名前や衣装デザイン、プロモーション施策など、ファン参加型のスタイルで制作されている。

原作・総監督・キャラクター原案を大平が務めるほか、共同監督を高村雄太、脚本を高橋ナツコ、大久保昌弘、キャラクターデザインを石野聡、永山もも、美術監督を劉洋(小倉工房)が担当。アニメーション制作をS.o.K、プロデュースをARCHが担う。

原作・総監督の大平彩華からのコメント全文、同作のあらすじは以下の通り。
独学でフリーランスのアニメーション作家としてキャリアをスタートした私にとって、「たくさんのスタッフと共に大規模なアニメをつくる」という目標は、現実には難しい理想だと思っていました。
しかし今回、これほど多くのスタッフの皆さん、そして豪華な声優陣の方々と一緒に、自分が思い描いてきた世界を形にできたことは、まるで夢の中にいるような気持ちです。
みなさんを幼少期に連れ戻すような懐かしいルックと、ギャルバース達の不屈のギャルマインドを通して全人類に愛される作品になれば嬉しいです。
かつて銀河は聖なる星“マザープラネット”によって調和が保たれていた。しかし、マザーは謎の力によって大規模な爆発を起こし消滅してしまう。銀河は争いの絶えない混沌とした世界に変わってしまった。マザーの破片は銀河のさまざまな星に辿りつき思念体“ギャルバース”として新生した。ギャルバースは再び銀河の平和を取り戻すべく、並外れた能力と持ち前のギャルマインドで悪の組織“宇宙終末協会”と戦いながら、この銀河の真実に迫っていく。
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