フィリップ証券、アニメコンテンツ・ファンドを組成 「自分の手でクリエイターを有名にする」究極の“推し活”体験
2025年5月14日 09:00

フィリップ証券が、日本の才能を秘めたクリエイターがアニメーションIP(知的財産 Intellectual Property)を創出しやすい環境を作るため、資金の提供を軸にクリエイターと投資家を繋げる方法として、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)を活用したアニメコンテンツ・ファンドの組成に取り組むことを発表した。
同社は、2024年7月に日本初の試みとして映画「宝島」に出資できるセキュリティートークン(デジタル証券)を個人投資家へ販売。その経験を活かし、STOを活用することで、才能がありながら資金不足等で大きなチャンスを得られなかったクリエイターが、新しいアニメーションの制作に専念できる環境を整えていく。投資家は「自分の手でクリエイターを有名にする」など、これまでに得られない究極の「推し活」体験をできる。
本プロジェクトには、スタジオアウトリガーが共同事業パートナーとして参画。同社所属・提携クリエイターのアニメーション企画において取り組みをスタートし、アニメ産業の発展を支え、未来の可能性を広げるためのデジタル技術の活用、資金調達の多様化を目指す。
スタジオアウトリガーは、IP企画プロデュースとクリエイターマネジメントを軸としたアニメ制作会社で、「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」の作画監督を務め、「若おかみは小学生!」の監督としても知られる高坂希太郎ら作家性のあるクリエイター陣が所属。

最近では、四宮義俊監督による日仏国際共同製作アニメ映画「花緑青(はなろくしょう)が明ける日に」(2025年全国公開予定)の製作を手掛けた。同作は、24年5月に開催された「第77回カンヌ国際映画祭」マルシェ・ドゥ・フィルム「Animation Day」アヌシー・アニメーションショーケースにて、世界中の制作段階にある注目5作品の1本に日本から唯一選出された。
スタジオアウトリガーの取締役・代表執行役の紙谷零氏と、フィリップ証券の代表取締役社長・永堀真氏のコメントは以下の通り。
今後も、日本の文化と経済をつなぐ革新的な金融ソリューションの提供に努めてまいります。
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