三浦貴大&服部樹咲共演、小樽を舞台に少女の成長を描いた「行きがけの空」公開決定【コメント全文&予告編あり】
2025年5月12日 18:00

三浦貴大主演、「ミッドナイトスワン」の服部樹咲が共演する映画「行きがけの空」が、7月25日からイオンシネマ小樽で先行公開、8月1日から新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが決定した。併せてポスタービジュアルと予告編が披露された。
本作は、母の死をきっかけに、母が決して語ることのなかった“青春”の記録に導かれ、過去と向き合い、生きる意味を探す女子高校生の成長と、彼女を見守ることになった男の絆を描いたドラマ。
東京で活動する俳優の望月建斗(三浦貴大)に、小樽で暮らす星野美歩(服部樹咲)という覚えのない差出人から一通の手紙が届く。美歩は、ダンサーを夢みながら高校生活を過ごしていたが、母・深雪が亡くなって、アルバイトに追われる日々をおくっていた。母の遺品から古い携帯電話を見つけた美歩は、そのなかに大切に残されていた若き日の母と一人の男(建斗)の写真を見つける。そして、母が決して語ることのなかった“青春”の記録に導かれるように、美歩は彼に手紙を送ったのだ。
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ建斗は小樽を訪れ、美歩と語り合う。「もしかしたら、自分が彼女の父親かもしれない!?」。過去の記憶をつなぎ合わせながら、ふたりは互いの喪失と向き合う。やがて浮かび上がる封じられた痛みと、思いがけない“つながり”により家族という言葉では語れない絆が生まれていく。物語の終盤、美歩が渾身のダンスを踊る。それは少女の成長の一端であり、まだまだ続く人生という空を軽やかに羽ばたくように。そんな行きがけの空を建斗は妻の涼子と静かに見上げる――。
メガホンをとったのは、NHKを経て、映画やテレビドラマの演出に携わる西谷真一(NHK連続テレビ小説「あさが来た」チーフ演出、「結婚」「花」など)。変えようのない自分の過去や自身では解決できないことに葛藤する人間の心の襞を丁寧に描く。
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ主人公の望月建斗を演じた三浦、ダンスの才能をもつ高校生の星野美歩に扮した服部のほか、建斗の妻・涼子役には菜葉菜。思い悩む夫の背中を押し、どんな結果になろうともそれを受け止めようとする優しい女性だが自身は末期がんを患っている。ほか、片山友希(「茜色に焼かれる」)、草野康太(「早乙女カナコの場合は」)、藤丸千(「ハードボイルド・レシピ」)、大高洋子(「ミセス・ノイズィ」)らが出演している。
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズキャストと監督のコメントは以下のとおり。
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ夜空に今輝く星は、すでに寿命が尽きているかもしれない。けれど、その光は時を越えて届き、私たちと今を生きている。空は人の喜びも悲しみも知っている。誰かと出会い、別れ、生きた証が空に刻まれる──そんな時間を小樽という街が包み込んでくれた。
(C)2025「行きがけの空」フイルムパートナーズ
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