「サンダーボルツ*」初登場首位! マイケル・B・ジョーダン主演作も好調維持【全米映画ランキング】
2025年5月8日 19:00

5月第1週の北米映画市場の興行成績は好調で、活況となる夏シーズンに向けて、勢いをつける結果となりました。
週末3日間(5月2日~4日)の興行収入ランキングでは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新映画「サンダーボルツ*」(ディズニー)が初登場首位を飾りました。2025年に公開されたMCU作品としては「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」に続く第2弾となり、各作品で悪役やならず者として登場したキャラクターたちがチームを結成する姿を描いています。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピュー(「オッペンハイマー」)、寄せ集めチーム「サンダーボルツ*」を率いるバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタン(「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」)、ナターシャとエレーナの父で、ロシアが生んだスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ役のデビッド・ハーバー(「グランツーリスモ」)をはじめ、ルイス・プルマン(「トップガン マーヴェリック」)、ジュリア・ルイス=ドレイファス(「終わりの鳥」)らが共演しました。
ピューは劇中で、マレーシア・クアラルンプールにある“世界で2番目に高いビル”ムルデカ118から降下するシーンに、スタントなしで挑んでいます。ジェイク・シュライアー(「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー」)が監督を務め、「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」と並ぶ製作費1億8000万ドルに対して、週末3日間で興収7600万ドルをあげました。なお本作は、アメリカでの公開直後に、「ザ・ニュー・アベンジャーズ」という新しいタイトルに変更されています。
先週首位だった、マイケル・B・ジョーダン主演のR指定映画「Sinners(原題)」(ワーナー・ブラザース)は2位になったものの、好調を維持し、週末3日間で興収3300万ドルを記録。累計興収は1億7900万ドルを突破し、25年に公開された映画の興収ランキングで3位に。5月後半には、70mmフィルムのIMAX上映が予定されています。
2022年に公開されたインドのアクションスリラー「Hit: The Second Case(原題)」の続編「Hit: The Third Case(原題)」(Prathyangira Cinemas)は、9位に初登場。ナーニ(「土曜日の男」)が主演を務めました。「HIT」(殺人事件捜査班)の優秀な警察官は、残忍な殺人事件を捜査し、犯人グループを追うなかで、自身の能力と精神力が試される出来事と対峙することになります。週末3日間で興収86万ドルをあげ、第1作のオープニング興収(60万ドル)を上回る結果となりました。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンス「The Surfer(原題)」(ライオンズゲート)は、10位デビュー。ケイジは、息子とサーフィンを楽しむため、故郷・アデレードのビーチの家に戻る父親を演じています。彼はビーチに集まる地元住人たちの嫌がらせを受け、争いは徐々に激化し、限界まで追いつめられていきます。ロルカン・フィネガン監督(「ビバリウム」)がメガホンをとり、ケイジが製作にも参加。第77カンヌ国際映画祭に出品され、週末3日間で興収67万ドルを記録しました。

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