濱口竜介監督最新作「急に具合が悪くなる」2026年公開 主演はビルジニー・エフィラと岡本多緒
2025年5月7日 11:00

「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞国際長編映画賞およびカンヌ国際映画祭脚本賞、「悪は存在しない」でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した濱口竜介監督の最新作「急に具合が悪くなる」が、2026年に公開されることがわかった。
フランス、日本、ドイツ、ベルギーの国際共同制作となる本作の原作は、がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」(宮野真生子・磯野真穂著/晶文社)。
舞台はフランス、パリ郊外の介護施設「⾃由の庭」。施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌは⼊居者を⼈間らしくケアすることを理想としつつ、人手不足やスタッフの無理解などに悩まされている。そんな中、マリー=ルーは森崎真理という日本人の演出家に出会う。がん闘病中の真理の描く演劇に勇気をもらったマリー=ルー。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて、二人の交流が始まる。しかし、あるとき真理は「急に具合が悪くなる」。真理の病の進行とともに、二人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせ合うようになる⋯⋯。
主演は、フランス映画界最高峰セザール賞主演女優賞に輝いたビルジニー・エフィラ(『ベネデッタ』)と、トップモデル“TAO”として世界で活躍し、以降ハリウッド作品を中心に国内外の話題作に出演しながら、現在は映画監督としても活動の幅を広げている岡本多緒(『ウルヴァリン:SAMURAI』)が務め、ふたりの女性の心の交流と世界に対峙するさまを描く。
「急に具合が悪くなる」は2026年公開。濱口監督のコメントは以下の通り。
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