梶裕貴、MCU正式初参戦に「声優として嬉しい」も「謎の男、だがしかし……」だけのキャラ説明に困惑
2025年5月1日 21:30

声優の梶裕貴が5月1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作「サンダーボルツ*」公開前夜祭に、日本語吹き替え版声優を務める田村睦心(エレーナ役)、白石充(ウィンター・ソルジャー/バッキー役)、特別ゲストとして、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ロケット役の加藤浩次、マンティス役の秋元才加、熱烈なマーベルファンを公言するJO1の佐藤景瑚と共に出席。梶は「謎の男ボブ」でMCU正式初参戦となったが「声優として嬉しい」と喜びを口にしていた。
本作は、MCU各作品で悪役やならず者として登場した6人のキャラクターがチームを結成し、己の過去と向き合いながら世界の脅威に立ち向かっていく姿を描いたアクションエンタテインメント。突然ニューヨークに訪れた恐怖。しかしアベンジャーズが姿を現さないなか、敵に立ち向かうために集められたのは、全員が過去に悪事を犯したことのあるならず者たち。彼らが「サンダーボルツ」というチームを結成する。

これまで、いわゆるモブキャラ的に参加してきたことはあったが、MCUに正式参戦するのは本作が初となる梶。「憧れがあったので、とてもありがたいです」と笑顔を見せると「声優として非常に嬉しいです」と胸の内を語る。
「サンダーボルツ」というチームについては「これまでMCUではサブ的なキャラクターが一堂に会してドラマができるのがすごい。“最強じゃない、ヒーローじゃない”というキャッチフレーズがありますが、人間臭くて泥臭いチームがいい」と魅力を語る。

エレーナ役の田村も「昔ちょっと悪さをしていた華やかではないメンバーなのですが、優しさを持っている人たちの集まり」とハートフルな部分を強調すると、白石も「バラバラでみんな自分のことしか考えていない。でもそこには理由がある。そんな人たちです」と説明した。
それぞれがキャラクターの魅力を語るなか、梶は「僕が演じたボブは“謎の男、だがしかし……”という説明しかないんです」と悩ましい顔を浮かべると、ようやくボブと“セントリー”というキーワードが解禁されたが「ボブでありつつセントリー。それしか言えない。今日何を話したらいいんですかね」とネタバレできないほど“謎に包まれた男”であることに苦悩をにじませていた。

「サンダーボルト」のメンバーたちは、2026年5月1日に公開される「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」への参戦も発表されたが、梶は「そもそもまずはボブが何者かを知ってもらいたい」と本作での役割でキャラクターを理解してもらうことから始めてほしいことを伝えると、白石も「どうやってサンダーボルツがアベンジャーズに登場するのかも見当がつかない。持して待つだけですね」と語っていた。
最後に田村は「楽しいシーンがいっぱいあるけれど、泣ける映画でもあります」と立体的な作品であることを強調すると「手前味噌ですが、日本語吹替え版もすごくいい感じになっているので、ぜひとも吹替え版でも観ていただけると嬉しいです」とアピールしていた。

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