【高評価】「デアデビル ボーン・アゲイン」 ヒーローのアクションだけではない、「法廷ドラマ」としての魅力
2025年4月29日 17:00

マーベル・スタジオの最新ドラマシリーズ「デアデビル ボーン・アゲイン」が、ディズニープラスで独占配信中。MCUファンの心を掴んでいる理由として、無骨でリアルなアクションに加え、法廷ドラマとしても楽しめる点が挙げられる。この記事では、そんな法廷ドラマとしての見どころをご紹介する。
本作の主人公は、幼い頃に事故で失明したマット・マードック(チャーリー・コックス)。彼はニューヨークで、昼は弁護士として正義を追求し、夜はデアデビルとして、法では裁けない裏社会を相手に、生身の奮闘を繰り広げる。マットは、視覚以外の感覚が発達し、普通では考えられないほどの聴力や嗅覚を持ってはいるが、肉体は常人と同じ。日頃から生傷が絶えず、常に死の危険が迫っているなかでも、“悪を滅する”という信念を胸に、悪人へ完膚なき制裁を下す。

シリーズのダークでバイオレンスな雰囲気はそのままに、サスペンス要素が色濃く反映された本作。特に第3話では、マットと同様に自警団として活動を行うホワイト・タイガーことヘクター・アヤラ(カマル・デ・ロス・レイエスさん)の警官殺しの容疑をめぐる裁判を描き、熾烈な法廷バトルが繰り広げられた。
このストーリー展開にコックスは、「もしヒーローの要素に頼らなくても成立する作品が作れたら、それは成功と言えるでしょう。まずはヒーロー作品のファンを意識した内容にするべきですが、ヒーローものに明るくない層にも響く洗練された興味深いストーリーがあれば、ヒーロー要素が良いアクセントになって、新鮮でまた違った作品として楽しめるはずです」と語る。
その言葉通り、視聴者からは「生身の人間同士の駆け引きが刺激的」「法廷劇を入念に描くことで、これまで法の力が及ばずデアデビルとして戦わざるを得なかったマットの葛藤を疑似体験できる」「アクションシーンが見たい自分でも文句なしの面白さ」などの感想が寄せられ、好評を博している。
そんな視聴者が思わずのめり込む法廷シーンに仕上がっている理由のひとつが、弁護士や検事としての豊富な実務経験を持つ法律のエキスパートたちが多数、脚本チームに参加していること。入念かつ臨場感たっぷりに描かれた法廷シーンからは、裁判の緊張感や、法の下で悪と対峙するマットの闘志が伝わってくる。

デアデビルとしての夜の顔だけではなく、弁護士マット・マードックとしての姿が描かれるシーンが多いぶん、「昼の世界で必死に働くマットがどんな生活を送っているかを知ることができます。弁護士としての日常生活に時間を費やした後に、デアデビルのスーツを身にまとう瞬間も見られるので、とても面白い作品になっていると思います」とアピールするコックス。いままであまり触れられなかったマットの素顔に焦点が当たることで、キャラクターへの理解が深まる点も、視聴者を魅了するポイントになっている。
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