映画「マインクラフト」山寺宏一が“溶岩チキン”ソングを熱唱！　ゲームをリアル＆ポップに再現した本編シーン公開

2025年4月24日 12:00

世界で一番売れているゲーム「マインクラフト」（通称：マイクラ）を初実写映画化した「マインクラフト　ザ・ムービー」の本編映像の一部が公開された。“マイクラワールド”に転送された一行が「溶岩チキン」の店を訪れるシーンが収められ、スティーブ（ジャック・ブラック）の吹き替えを担当した山寺宏一の歌唱を聞くことができる。

2009年に誕生し、11年に正式発売されて以来、瞬く間に世界を席巻した通称・マイクラは、様々なプラットフォームで展開され、14年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定。23年には、世界売上本数が3億本を突破している。

映画は、ジャレッド・ヘス監督（「ナポレオン・ダイナマイト」「ナチョ・リブレ　覆面の神様」）がメガホンをとり、ジャック・ブラック、ジェイソン・モモア、「ウェンズデー」のエマ・マイヤーズらが出演。日本に先駆け世界76の国と地域で上映がスタートし、全世界興行収入は7.2億ドル（約1000億円　※Box Office mojo調べ　1ドル141円換算／4月21日現在）を突破。全米では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」（23）のオープニング記録を超え、ゲーム原作映画として史上最大のオープニング興収を叩き出した。

謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界に転送されてしまった非リア充なギャレット（モモア）、ナタリー（マイヤーズ）&ヘンリー（セバスチャン・ハンセン）姉弟、ドーン（ダニエル・ブルックス）。彼らは先住転送民のスティーブ（ブラック）のアドバイスとレクチャーを受けながら、創造力（クリエイティブ）を駆使してマイクラワールドをサバイバルしていく。

映像では、スティーブの案内で村に到着した一行が、彼のおすすめの「溶岩チキン」の店を訪れる。「溶岩とニワトリを混ぜたらどうなるか、考えたことある!? どうなるか見せてやろう」とスティーブが装置のスイッチを入れると、レッドストーン回路にパワーが走り、装置に入れられたニワトリの上に溶岩がなだれ込む。

「よよよ溶岩～♪　ちちちチキン～♪」とノリノリで歌い始めるスティーブを、いぶかしげそうに見守る仲間たち。歌い終わると同時に、装置から熱々でジューシーな四角い「溶岩チキン」が飛び出してくる。

大胆な発想が目を引く「溶岩チキン」だが、実はゲームファンにはおなじみの手法で、ゲームではニワトリなどの動物を焼いて食料にすることができ、さまざまな素材やアイテムを応用することで、自動で焼き鳥を作る装置を生みだすことができる。映画では、「溶岩チキン」をリアルかつポップに再現。スティーブ役のブラックの抜群の表現力に、吹き替えを務めた山寺の圧倒的歌唱力が加わった渾身のシーンとなっている。

これまで数多くのハリウッドスターの吹き替えを担当してきた山寺だが、ブラックの吹き替えは本作が初挑戦。劇中には歌唱シーンがいくつも登場するが、「とにかくジャック・ブラックの演技もスティーブのキャラも最高なので、考えすぎず楽しみながら演じました。子供達を含め、吹き替えで観ても楽しんで貰えるよう、なるべく本人の歌唱に寄せたつもりです」と語っている。

「マインクラフト　ザ・ムービー」は、4月25日より全国公開。