綾野剛主演「でっちあげ」に小澤征悦、髙嶋政宏、安藤玉恵ら7人 極上の演技合戦を予感させる本ポスター完成
2025年4月15日 18:00

綾野剛が主演し、三池崇史監督とタッグを組む「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」に小澤征悦、髙嶋政宏、安藤玉恵、美村里江 、峯村リエ、東野絢香、飯田基祐が出演していることがわかった。あわせて、豪華共演陣が集結した本ポスタービジュアルがお披露目された。

原作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみ氏によるルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」(新潮文庫刊)。日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件をもとに、人間の静かな恐ろしさを描く。主人公の教師を綾野が演じ、「クローズZEROⅡ」(09)以来16年ぶりに三池崇史監督とタッグを組んだ。共演には、柴咲コウ、亀梨和也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫らが勢揃いした。
2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野)は、保護者・氷室律子(柴咲)に児童・氷室拓翔(三浦綺羅)への体罰で告発される。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのだった。
小澤が演じるのは、薮下から酷い体罰を受けたとされる氷室拓翔の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役。そして、髙嶋は週刊誌記者の鳴海三千彦(亀梨)の上司で、薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」の編集長・堂前役で出演。安藤は、拓翔のクラスメイトで山添純也の母親・山添夏美役を務める。
さらに、前村とともに拓翔の診断を担当した大学病院の精神科医師・箱崎祥子役で美村、薮下に処分を下す教育委員会の教育長・藤野公代役で峯村、教頭からの指示で同僚の薮下を監視する戸川役で東野が参加。飯田は、薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長・橋本役を担う。
ポスターには、想像を絶する状況下に置かれた藪下の、言い尽くしようのない複雑な表情がとらえられ、その周りを不穏な表情をした登場人物たちが取り囲んでいる。綾野は撮影を振り返り、「毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ」があったことを明かしており、三池監督も本作について「この恐怖は本物です」と語る。ポスターには「なぜ、それを信じますか?」というコピーも添えられ、現代社会に実在する闇を耐え難い緊張感と底知れぬ絶望感で体現した本作に、期待が高まるビジュアルとなっている。
映画「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」は6月27日全国公開。
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