スーパードッグが活躍! ジェームズ・ガン監督「スーパーマン」約5分の本編映像が公開
2025年4月4日 17:00

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ、「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた映画「スーパーマン」の本編映像の一部が披露された。
普段はクラーク・ケントとして大手メディアであるデイリー・プラネット社の新聞記者として平凡に働き、その正体を隠すスーパーマン(デビッド・コレンスウェット)。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう。
公開まで100日を切るなか披露されたのは、約5分にも及ぶ貴重な“SNEAK PEEK”と呼ばれる本編映像。“SNEAK PEEK”とは日本語にすると「先行上映」「ちら見せ」といった意味があり、公開前のハリウッド大作映画が公開前にこのような長さの本編映像を公開することは珍しい。
昨年末に披露された超特報は、解禁後24時間で全世界で2億5000万回再生され、ワーナー・ブラザース史上最大の記録を樹立。アメリカにて実施された超特報解禁イベントでのインタビューでは、ガン監督が「この映画は、“パワー”についてではなく、“人間”についての映画です。スーパーマンが一人の“人間”としてどういう人なのかを描いていて、僕たちは、彼の違った側面を見ることになります」と語っていた。
今回、実写の「スーパーマン」映画シリーズで初めてスーパーマンの相棒であるスーパードッグ=クリプトが登場することとなり、その姿にも大きな注目が集まっている。
本編映像では、ボロボロになったスーパーマンのもとに爆音とともにクリプトが猛スピードで駆けつけたかと思いきや、彼に飛び乗り、踏みつけ、さらには足に嚙みつくなど、あまりもやんちゃすぎる愛くるしい姿が収められている。
ようやく、家に連れて帰ってくれと懇願し続けるスーパーマンをクリプトがくわえ、逞しく雪原の中を進み続けると、突如として雪原から巨大な要塞らしき建物が出現。これはコミックでも登場する、スーパーマンが戦いで傷ついた身体と心を癒すために訪れる“孤独の要塞”と呼ばれる秘密基地で、スーパーマンのシンボルマークである“S”の形をした扉が開くと、人型のロボットが現れ、スーパーマンを治療台へと運ぶ。
すると基地が動き出し、治療台が“黄色い太陽”へと向きを変えると、その光がスーパーマンに注がれる。傷ついた身体に注がれる太陽の眩しい光を浴び、大声を出して叫ぶスーパーマンの姿からカットが変わると、超特報でも大きな話題を呼んだ、少女を自身の身を挺して守る姿をはじめ、高速で空を飛び回り巨大な”KAIJU”(怪獣)と対峙するヒーローらしい姿や、彼を陥れようとする宿敵レックス・ルーサーや様々なキャラクターたちが登場するシーンが続々と映し出される。
およそ5分の映像だけでも、本作がエモーショナルさとユーモア、どちらも全開な、ガン監督らしさに溢れる作品であることが伺える。
「スーパーマン」は7月11日に日米同時公開。
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI
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