パク・ウンビンが天才医師役で見せる“制御不能”な姿! 「共感してほしいとは言えない」
2025年3月25日 20:00

ディズニープラスで配信されている韓国ドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」の制作発表会見が韓国・ソウルで行われ、熾烈な頭脳戦を繰り広げるふたりの天才医師を演じたパク・ウンビン、ソル・ギョングが出席。役どころや共演した感想、医師を演じる苦労などを語った。

医療業界で将来を嘱望されながら、いまは人知れず、路地裏で違法な脳手術を続ける天才外科医・セオク(パク・ウンビン)が、自分の全てを奪った恩師で、脳神経外科の権威であるドッキ(ソル・ギョング)への復讐心を燃やしながら、究極の決断を迫られる。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で人気を博したパク・ウンビンは、本作で可憐なイメージを打ち破る“激高型”の天才医師を演じ、その変ぼうぶりが大きな話題を集めている。「これまで演じたことのないキャラクター設定に好奇心を掻き立てられました」と、オファーを振り返る。
狂気と情熱に溢れたセオクという人物は、「幼稚で単純なところがあり、本能に忠実な人物。怖いもの知らずで、衝動を抑えることが苦手なため、制御不可能な姿を多く見せる」といい、「計算をして演技するのではなく、その状況や相手とのやりとりに五感を研ぎ澄ませ、本能で演じています。自分も知らなかった姿を発見すると『これがセオクの顔なんだ』と感じました」と、演じる上で直感を大切にしたと告白。「役に共感してほしいとは言えません。私がどこまでクレイジーになっているか、注目してください」とアピールした。

一方、「ペパーミント・キャンディー」「罪深き少年たち」などで知られ、映画界で活躍するベテラン俳優のソル・ギョングは、セオクの恩師でありながら、彼女を表舞台から追放したドッキを演じる。役どころについて、「脳の魅力に取り憑かれ、脳という“島”に閉じ込められて生きているような人物」と語り、「尊敬はされていますが、誰をも寄せつけず、唯一目をかけたセオクでさえも、器の小ささゆえ突き放してしまう冷徹さがある。情けない面や幼稚さもあると思ったので、その都度、演技を変えていきました」と振り返った。
共演について、パク・ウンビンは「相性は100点満点中100点です」と即答し、「全てのシーンで先輩から刺激を受けましたし、パワーをもらいました。先輩がいなければ、最後まで走り切ることはできなかったと思います」と、感謝の言葉を伝える。これには、ソル・ギョングも「私が出演を決めたのは、ウンビンさんが出演すると聞いたからです。ウンビンさんがセオクをどうやって演じるのか気になりましたし、ワクワクしました。相性もとても良かったです」と、顔をほころばせた。

そんなふたりは、ともに初めて医者役に挑戦。パク・ウンビンは「手術の場面だけでも1日に6時間から10時間ほど撮影しました。精巧に作られた脳の模型を1日中顕微鏡でのぞき込みながら、これがいま、私の頭の中にもあるんだなあと思うと、興味深かった」と述懐。ソル・ギョングは「私は怖がりで、本来脳手術の映像を見ることすらできないのですが(笑)、役づくりのために大学教授と一緒に動画を見ながら、手術室に入る順序やメスの使い方など、ひとつひとつ学びました」と舞台裏を明かし、「決して難しい作品ではありません。難しく考えず、天才ふたりが戦う様子、彼らのやりとりを楽しんで見てほしいです」と話していた。
会見には、セオクの助手を務めるソ・ヨンジュ役のユン・チャンヨン、セオクの才能にほれ込み手術を手伝う麻酔外科医ハン・ヒョンホを演じたパク・ビョンウン、キム・ジョンヒョン監督が出席した。
「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」は、ディズニープラスで独占配信(全8話/毎週水曜に2話ずつ配信)。

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