魔王＝マフィアと勇者＝賞金稼ぎが現代の東京でバトル「勇者のクズ」TVアニメ化決定　ティザービジュアル＆特報PV公開

2025年3月21日 06:00

現代バトルアクション小説「勇者のクズ」のテレビアニメ化が決定した。日本テレビ系で放送される。ティザービジュアルと特報PVが公開されている。

ロケット商会氏による原作小説は「第1回カクヨムweb小説コンテスト」で現代アクション部門の大賞を受賞した話題作。ナカシマ723氏によるコミカライズも個人制作・流通ながらも累計5万部以上を売り上げ、「次にくるマンガ大賞」に2年連続ノミネートされた。エーテル（魔力）強化手術で「魔王」となったマフィアたちに支配された21世紀の東京を舞台に、魔王を倒す賞金稼ぎである「勇者」たちの活躍を描く。「死神」とあだ名されるフリーランスの勇者・ヤシロが、勇者を目指す女子高生の城ヶ峰亜希が弟子になるべく押しかけてきたことを契機として、ろくでもない事件に巻き込まれていく。コミカライズ最新第7巻は3月21日に発売。原作小説の再書籍化企画も進行している。

アニメーション制作は「ポケットモンスター」「薬屋のひとりごと」のOLMが担当。ティザービジュアルには、ヤシロと城ヶ峰に加え、城ヶ峰とともにヤシロに弟子入りする2人の女子高生が描かれている。

原作者からのコメント全文は以下の通り。

【ロケット商会（原作）】

私はラーメンが好きなので、この喜びをラーメンで喩（たと）えます。
携わっていただいておりますスタッフの方の熱意、素晴らしい仕事の数々は、透き通っていながら豊潤なハマグリ出汁のスープと、繊細でありながらコシの強い細麺のごとき調和を思わせるもので、激しい期待を禁じ得ません。
これもひとえに読者の皆様のご支援あってのことですので、ともに味わう日を楽しみにしております。

【ナカシマ723（コミカライズ）】