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インドの“絶対に怒らせてはならない男たち”の三つ巴バトル「ヴィクラム」5月公開、日本版ポスター&予告披露

2025年3月19日 12:00

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日本版ポスター
日本版ポスター
(C)2022 Raaj Kamal Films International. All Rights Reserved

インド映画界の国民的ヒーロー、カマル・ハーサンが製作・主演を務め、「JAWAN ジャワーン」のヴィジャイ・セードゥパティ、「プシュパ 覚醒」のファハード・ファージルが共演した「Vikram」が、「ヴィクラム」の邦題で5月30日から公開されることが決定。あわせて、予告編と日本版ポスター、メイン写真が披露された。

全世界興収92億円を記録したクライムアクション。本作は、チェンナイで起きた連続テロ事件を工作員のアマルが捜査するところから始まる。アマルは街のギャングを牛耳る麻薬王サンダナムが事件に関与していると推測するが、彼は2番目に殺された無職の中年カルナンが妙に気になり始める――カルナンには警察官である義理の息子がいて、息子もテロの犠牲になっていた。

前半では連続テロ事件の犯人を追う緊迫のサスペンスが描かれるが、後半ではデンゼル・ワシントンキアヌ・リーブス、そしてジェイソン・ステイサムが演じてきた“怒らせてはならない男”たちによる怒涛の復讐劇が、ハリウッド映画をも凌駕するアクションで描かれていく。

観客の予想を裏切る驚愕の展開と徐々に明らかになる邦題「ヴィクラム」の意味に、海外メディアでは「2022年最高のアクション映画の 1つ」(Asian Movie Pulse)、「アドレナリン全開!」(Scroll.in)、「カマル・ハーサン最高!」(NDTV)と絶賛され、インド国内の年間興収第4位、タミル語映画第2位、そしてカマル・ハーサン史上No.1の世界興収92億円を記録する大ヒットクライムアクションとなった。

なお本作は、昨年東京の代々木公園で行われた日本最大級のインドフェスティバル「ナマステインディア」にて発表となった特集上映「第2回熱風!!南インド映画の世界」(年内開催予定)の上映作品のひとつにラインナップされていたが、本作に対する熱い声が多く集まったため、1日でも早い公開を実現すべく、作品単体での日本公開に踏み切った。

画像2(C)2022 Raaj Kamal Films International. All Rights Reserved

本作の主演であり、幼い孫を溺愛する無職の中年カルナン役を演じたカマル・ハーサンは、インドのSF超大作「カルキ 2898-AD」で只ならぬ存在感を放つヴィラン、シュプリーム・ヤスキンを演じた俳優で、タミル語映画界では誰もが知る国民的な役者であり、これまでに出演した映画は230作品以上にもなる超大御所だ。

他キャストには、ファミリーに危害が及べば警察も手に負えない麻薬王サンダナムにヴィジャイ・セードゥパティ、婚約者の前では優しき男だが捜査の為なら手段を選ばない工作員アマルをファーハド・ファーシル、アマルの婚約者に「途中のページが抜けている」のガーヤトリ。監督は「マスター!先生が来る」で知られ、バイオレンス性の高さと練り上げられたストーリーに定評があるローケーシュ・カナガラージ。アクション監督には「SALAAR サラール」「デーヴァラ」のスタントを担当し、インド国家映画賞最優秀スタント振付賞を受賞したインド映画界で最も有名な双子のスタントマン、アンバリヴ(アンヴマニ&アリヴマ二)が務めている。

日本版ポスターは、無職の中年、麻薬組織ボス、特殊工作員が睨みを効かせるビジュアル。3人の怒りが頂点に達した男たちが並ぶと顔圧も最強、インパクトあるビジュアルとなっている。予告編では、カルナンを中心に、麻薬王サンダナム、特殊工作員カルナンも怒りの導火線が着火し、“怒らせてはならない男”と化す様子が描かれている。

ヴィクラム」は、5月30日から新宿ピカデリーほか全国公開。R15+指定。

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