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「ナルニア国物語」新作、ダニエル・クレイグが交渉中

2025年3月13日 20:00

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画像1Photo by Mike Coppola/Getty Images

ファンタジー文学の金字塔「ナルニア国物語」の新たな映像化に、6代目ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグが参加する可能性が浮上した。米Deadlineによると、グレタ・ガーウィグ監督が手がけるNetflix製作の大型プロジェクトで、クレイグに出演オファーが出されていることが明らかになったという。

交渉は初期段階であり、クレイグの参加は未確定。また、彼がどの役柄を演じる予定なのかについても現時点では公表されていない。しかしファンの間では、クレイグがナルニアの創造主である神格的存在のライオン「アスラン」の声を担当するのではないかという憶測が広がっている。過去の映画化では、名優リーアム・ニーソンが同役を務めていた。

本作の制作は今年の後半に開始予定。すでに注目すべきキャスティングとして、イギリスの人気歌手チャーリーXCXが物語の敵役である「白い魔女」役で交渉中と伝えられている。

Netflixは2018年にC.S.ルイスの「ナルニア国物語」シリーズの映像化権を取得。20年には、批評家から高い評価を受けるガーウィグ監督が最初の映画の脚本と監督を担当することが発表された。ニューヨーカーの報道によれば、ガーウィグはシリーズの少なくとも2作品を監督する契約を結んでいるという。

23年の世界的大ヒット作「バービー」で知られるガーウィグ監督は、「レディ・バード」で監督デビューを果たし、続いて「ストーリー・オブ・マイライフ 若草物語」の映画化も手掛けている。「ナルニア国物語」は初めての大規模ファンタジー作品への挑戦となる。

完成した映画は、26年の米感謝祭に全世界のIMAX劇場で2週間限定公開された後、Netflixでの配信が予定されている。
交渉が成立すれば、クレイグとNetflixの再タッグとなる。クレイグはライアン・ジョンソン監督の人気ミステリー「ナイブズ・アウト」シリーズで探偵ブノワ・ブラン役を演じており、今年は第3弾「Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)」の公開が控えている。

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