阿部寛がAIを騙す! 日台共同製作映画「キャンドルスティック」7月4日公開 菜々緒&津田健次郎が元夫婦役で共演
2025年2月19日 07:00

阿部寛が主演する日本・台湾共同製作映画「キャンドルスティック」が、7月4日に公開されることが決定し、特報が披露された。菜々緒と津田健次郎が元夫婦役で共演するほか、台湾を代表する女優アリッサ・チア、リン・ボーホンらが出演する。
本作は、日本・台湾・イラン・ハワイなど4カ国6都市を舞台に、主人公の元天才ホワイトハッカー・野原(阿部)が、「金融市場の番人」である難攻不落のAIを騙し、FX市場で大金を手に入れることを目論むマネーサスペンス。原作は川村徹彦氏による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。撮影は、2024年5~9月に日本、台湾、イランで行われた。
現在、「ショウタイムセブン」が公開中の阿部が演じたのは、罠にはめられ、すべてを失った元・天才ホワイトハッカーで“AIを騙す”計画の発案者となる野原役。菜々緒は野原の計画をサポートするFXトレーダーの杏子役、津田は杏子の元夫で数学者の功役を担う。
舞台の一つとなる台湾からは、映画「瀑布」(19)で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で主演女優賞を獲得したアリッサ・チアが、台湾の大企業の幹部リンネ役で登場。さらに、「本日公休」など多数の映画に出演し、「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(19)では役所広司と共演したリン・ボーホンが、台湾の若き経営者リーを演じる。そのほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デビッド・リッジスら国際色豊かな面々が参加している。
メガホンをとったのは、GUCCIやUNIQLOなどの広告映像ディレクションやMVなどを手掛ける米倉強太。本作が映画初監督作となる米倉監督は「MEN'S NON-NO」の元専属モデルで、阿部とは先輩後輩という関係。阿部は「今回のお話が頂いた際、米倉強太という新進気鋭の監督、そして同じメンズノンノの後輩にもあたる、才能ある方と一緒にやりたい、そして自分の世界をまた新しく広げたいという気持ちがあり、チャレンジしてみました。作品の完成が楽しみです」とコメントを寄せた。
米倉監督も「阿部寛さん演じる野原を中心に巻き起こる台風は日本を飛び越えネットワークを通じて世界中に広がっていく。次々と現れる人物と刻一刻と変化する人間模様を楽しんで頂けると思います」と語り、自信をのぞかせた。
特報では、世界4カ国6都市を舞台に、たった7日間でAIを騙して大金を手に入れる面々が映し出される。「キャンドルスティック」は、7月4日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。阿部と米倉監督のコメント全文は以下の通り。
次々と現れる人物と刻一刻と変化する人間模様を楽しんで頂けると思います。
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