「大草原の小さな家」リブートシリーズ、Netflixが制作決定
2025年2月3日 11:00

Netflixが、半世紀にわたって世界中で愛され続けてきた名作「大草原の小さな家」の新シリーズの制作を決定したと、米Deadlineが報じている。
1974年から83年まで放送されたオリジナル版は、ゴールデングローブ賞、エミー賞を4度受賞し、アメリカのテレビドラマ史上「最も成功したシリーズのひとつ」として評価されている。日本でも75年からNHK総合テレビで放送が開始され、2019年にはBS4Kで4Kリマスター版が放送されるなど、半世紀近くにわたって愛され続けている。
新シリーズは、チャールズ一家がウィスコンシン州からカンザス州インディペンデンスに移住する物語を軸に展開される。原作「大草原の小さな家」をベースにしながら、オサージ族のキャラクターも登場する新たな解釈が加えられる。
「ザ・ボーイズ」「ヴァンパイア・ダイアリーズ」で知られるレベッカ・ソネンシャインがショーランナーを務め、CBS スタジオとアノニマス・コンテントが制作を担当する。
本企画は当初、20年にパラマウント・テレビジョン・スタジオで始動。約1年前にNetflixへと移行し、このたび制作が正式決定した。オリジナルシリーズの版権保有者であるトリップ・フレンドリーは「父の遺志を継ぎ、現代の視聴者に向けて新しい形でこの物語を届けることが長年の夢だった」と、本作への思いを語っている。
「5歳の時にこの本に出会い、作家になることを夢見るきっかけとなりました」とショーランナーのソネンシャインは熱意を語る。また、Netflixドラマシリーズ部門を率いるジニー・ハウは「希望と楽観のメッセージを、新鮮な視点で描き出す」と期待を示している。
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