「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」が今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、ダニエル・ラドクリフら3人のインタビューをご紹介
2025年1月31日 21:00

ハリー・ポッターの最後の戦いを描き、シリーズNo.1ヒットを記録した完結編「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」が、日本テレビ系の金曜ロードショーで、本日1月31日の午後9時より放送されます。映画.comでは、概要とあらすじ、キャスト情報のほか、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンら主要キャスト3人のインタビューをお届けします。
仲間との友情と絆を育みながら、たくましく成長してきたハリー・ポッターたち。闇の帝王ヴォルデモートを倒すために必要な「分霊箱」がホグワーツ魔法魔術学校にあることを知った彼らは、ホグワーツに向かう道中で亡きダンブルドアの弟・アバーフォースに出会います。こうして魔法界を分断し、人間界をも巻き込んだ、ヴォルデモートとの総力戦がいよいよ幕を上げる。

メガホンをとったのは第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」からシリーズを手掛けてきたデビッド・イェーツ監督。全世界でメガヒットした本作は、書籍の映画化最高興行収入作品、ワーナー・ブラザースの最高興行収入作品となり、当時の様々な記録を塗り替えました。凄まじい戦闘を経て、すべての謎が明らかになり、感動に包まれる結末を、ぜひ見届けてください。


ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
ベラトリックス・レストレンジ:ヘレナ・ボナム・カーター(髙乃麗)
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斎藤志郎)
グリップフック:ワーウィック・デイビス(宮澤正)
フィリウス・フリットウィック先生:ワーウィック・デイビス(田村錦人)
ヴォルデモート卿:レイフ・ファインズ(江原正士)
アルバス・ダンブルドア前校長:マイケル・ガンボン(永井一郎)
アバーフォース・ダンブルドア:キアラン・ハインズ(菅生隆之)
ルシウス・マルフォイ:ジェイソン・アイザックス(諸角憲一)
ナルシッサ・マルフォイ:ヘレン・マクローリー(佐藤しのぶ)
セブルス・スネイプ校長:アラン・リックマン(土師孝也)
ミネルバ・マクゴナガル先生:マギー・スミス(谷育子)
モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ(一龍斎貞友)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
ネビル・ロングボトム:マシュー・ルイス(上野容)
ルーナ・ラブグッド:イバナ・リンチ(三村ゆうな)
ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト(高野朱華)
フレッド・ウィーズリー:ジェームズ・フェルプス(尾崎光洋)
ジョージ・ウィーズリー:オリバー・フェルプス(尾崎光洋)

2001年に公開された第1章「ハリー・ポッターと賢者の石」以降、8作品が作られ、世界的にメガヒットした同シリーズもいよいよ本作で完結となります。これまで数多くの大冒険を繰り広げてきたハリーたちを演じたダニエル・ラドクリフら主演の3人が、10年間の歴史を振り返ってくれた当時のインタビューをご紹介。
シリーズを通して重責のハリー役を演じてきたラドクリフは、崩壊したホグワーツを目の当たりにし「あれだけ巨大で立派なものが、ガレキの山という無残な姿に変わり果てたのを見て、奇妙な感覚だったね」と振り返ります。

ハリーの最良のパートナー、ロン・ウィーズリー役に扮したルパート・グリントも、無惨な光景にショックを受けたとか。セット破壊の現場にも立ち会ったそうで、「作業者がハンマーで壁を壊している様子を見て『間違っている!』と思ったよ。僕たちが成長していった場所なので、特別な思いがあったんだ」と思いの丈を語っていました。本作については「基本的には戦争映画みたいな感じで、常に戦いがある。とても素晴らしい大作になるはず」と自信ものぞかせていました。
「ハリー・ポッター」シリーズは、10年間にわたってキャラクターとともに出演者が成長を遂げることで、単なるファンタジーとしての枠を打ち破り、ファンにとっても至高の作品となりました。ラドクリフがハリー役に抜てきされたのは、オーディションのスタッフが両親と芝居を見にきていたラドクリフを見かけたことがきっかけだったとか。役どころと運命の出合いを果たしたラドクリフは、マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル役)、アラン・リックマン(セブルス・スネイプ役)ら名優陣とぶつかり合うことになりました。


「小さかったころは、大ベテランとの対決シーンではやはり委縮していた。だから、自分自身のレベルを上げなければならなかった。でも、リックマンとの共演はいつも楽しいよ。素晴らしい俳優だと思う。個々のシーンの捉え方や分析が面白く、こちらも影響される。特にリハーサルでは彼の考え方を学ぶことが出来るから好きだね。大ファンだよ」
エマ・ワトソンは、自身が演じたハーマイオニー・グレンジャーについて「最初から最後までガッツある子だったと思う。苦しい局面に立たされても冷静さを失うことはない。それに、頭脳派にしては行動にちゃんと移すタイプ」と分析。さらに「ハリーとは、長い時間一緒に過ごして、いろんな苦境を一緒に乗り越えてきているから、あうんの呼吸が出来ていて、魂が1つになっている」と語る。本作ではラドクリフ、グリントとの連携プレイも見せ場ということで「3人がまるで時計仕掛けのようにうまく連携するの。ハーマイオニーはチームワークが得意なのかもしれない」と連帯感を強調しました。


また、ラドクリフは10年間の軌跡について「一言で表現するのは時期尚早かもしれない。まだ最中だからね」と率直な思いも吐露してくれました。
「自分がこの体験からどういう影響を受けたかを語るためには、もっとずいぶん後になってから振り返る必要があるんじゃないかな。ただ少なくとも、ものすごく楽しかったし、友だちと別れるのもさびしい。それと、これなしの生活はまだ想像がつかない。だからきっと変な感じになると思う」
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