死んでも“コピー”→生き返る ポン・ジュノが“究極の死にゲー”を描く逆襲エンタメ「ミッキー17」新予告
2025年1月23日 12:00

「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が手がけた、ロバート・パティンソン主演のハリウッドメジャー大作「ミッキー17」の新予告編と日本版の新ポスタービジュアルが初公開された。
原作は、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(早川書房)。人類発展を使命に掲げる巨大企業に雇われた主人公ミッキーの物語が描かれる。
予告編は、謎の大爆発映像に続き、パティンソンが演じるミッキーが「俺の人生は失敗ばかり、とにかく抜け出したかった」とこぼす場面からスタート。“どん底”から抜け出すために受付に向かったミッキーは、「“使い捨て労働者(ワーカー)”希望? 注意事項もよく読んだ?」と聞かれ「ああ」と笑顔で応じる。一発逆転のために申し込んだのは何度でも生まれ変われる“夢の仕事”……のはずが、よく読まずにサインした契約は、身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令。命を落としては、何度も生き返る任務――まさに究極の“死にゲー”だった。
未知の惑星に到着したミッキーは、早速人類のため実験台に。大気の安全性を確かめるためにヘルメットを取り外すと、宇宙船内の医療スタッフが「新種のウイルスがいるかも、微粒子も残らず吸い込む感じで大きく呼吸を」と促す。結果、ヤバいウイルスにやられてしまい焼却炉に放り込まれる。
「使い捨てだろう、文句を言うな」という罵声を浴びせられ、「仕事は超ブラック、業務命令の地獄だ。死んでも“コピー”され生き返る“死にゲー”任務」だと話すミッキーに、ひと癖ありげな友人ティモ(スティーブン・ユァン)が「死ぬってどんな感じ」だと皮肉る。
だが、全てが一変する。ミッキー17号の前にミッキー18号が現れたのだ。「俺が2人?」――使い捨てワーカーがダブることは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも死刑にされてしまう。開拓のリーダー・マーシャル(マーク・ラファロ)は「おまえらの運命は俺次第だ」とスイッチを押せば即死の爆破装置をちらつかせる。
悪いのはヤツらだ。俺たちは使い捨てじゃない――遂に2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。「この闘いは人類の存亡を懸けた戦争でもある。ミッキー、あなたなら最後までやり抜ける」というエリートパイロットのナーシャ(ナオミ・アッキー)の呼びかけに、ミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。この先にどんな展開が待ち受けるのか――期待が高まる予告編となっている。
日本版ポスターは、ミッキー17を前面に据え、使い捨てにされて目にバッテンをつけられたミッキーたちとともに、弱肉強食の社会を模すかのように上から下へと登場人物たちが配したデザイン。強欲な支配者のマーシャルとその妻(トニ・コレット)、ミッキーの絶対的パートナーのナーシャ、癖の強い友人ティモも確認できる。

「ミッキー17」は、3月28日に全国公開。また、2月14日よりムビチケカードが全国の上映劇場(※一部劇場を除く)、ムビチケ(オンライン券)も発売される。
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