大泉洋、“愛されキャラ”長尾謙杜に宣戦布告! 丸の内TOEI最後の時代劇「室町無頼」が封切り
2025年1月17日 21:43

垣根涼介氏の時代小説を実写映画化した戦国アクション「室町無頼」の初日舞台挨拶が1月17日、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われ、主演の大泉洋、共演する堤真一、長尾謙杜、松本若菜、入江悠監督が登壇。本作は、7月27日に閉館する丸の内TOEIで封切られる最後の時代劇となり、入江監督は「本当に光栄。時代劇の熱を、ここから盛り上げていただければ」とアピールしていた。
日本の歴史上で初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ)の知られざる戦国前夜の戦いをドラマチックに描く。大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く“無頼漢”兵衛を熱演している。

劇中では、兵衛に見出されて鍛えられる孤独な青年・才蔵との師弟関係も大きな見どころに。大泉は、才蔵役の長尾について「現場では、親指だけで腕立て伏せ、人差し指だけで逆立ちと厳しく鍛えましたから。エンドロールのNGシーンもお楽しみに」と、ジョーク交じりで述懐。すかさず、堤から「それ、ジャッキー・チェン!」と昭和世代のツッコミが入った。


すでにIMAXでの上映が始まっており、大泉は「気になるから評判を調べた」と明かし、「まあまあ、こいつの感想しかない! こいつのファンしか見ていないのかって。すぐにエゴサーチをやめました」と、アイドルグループ「なにわ男子」メンバーとして活躍する長尾の人気ぶりに嫉妬心を全開。「今年は長尾謙杜に勝つ!」と宣戦布告していた。
一方の長尾は、「(撮影の)最終日近くには、大泉さんが兵衛チームをご飯に連れて行ってくださって。僕とも撮影のこと、グループのことなど、いろいろお話をしてくれた」と感謝の言葉。しかし、大泉は「俺はその日、怪我して8針縫っていたんですよ。でも、俺が行かないと、金を払う人いないから。最後は泣きながら払ったんだから!」と、恨み節は止まらず。

さらに、長尾が「(本作に出演する)柄本明さんが、ライブを見に来てくださった」と明かすと、大泉は「柄本さんって、そんな人ですか? めちゃくちゃ愛されているね」と驚きの表情。「俺なんて、まともにしゃべったこともないよ。TEAM NACSなんて、見てもらったことない。柄本さん、なにわ男子が好きなんだな~」と、その“愛されぶり”に感心しきりだった。
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