森崎ウィン×Snow Man向井康二が紡ぐ日タイ合作ラブストーリー 「2gether」のウィーラチット・トンジラーが監督・脚本
2024年12月12日 05:00
森崎ウィンと向井康二(「Snow Man」)が、日タイ合作のオリジナル映画「(LOVE SONG)」に主演することがわかった。劇場公開は2025年秋に決定した。向井は、本作が映画単独初主演となる。
本作は、世界的なBLブームを牽引したタイドラマ「2gether」の立役者、ウィーラチット・トンジラー監督が手掛ける日タイ合作のオリジナルラブストーリー。東南アジアにルーツを持つ森崎と向井を主演に迎え、東京とバンコクを舞台に、異国の地で再会した二人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描く。
突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタ(森崎)は、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイ(向井)と再会する。タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せない。いつしかふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める。
ソウタ役は、スティーブン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」(18)でハリウッドデビューを果たし、ドラマや映画でグローバルに活躍する森崎。監督を務めた短編映画「せん」は、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024」でグランプリのジョージ・ルーカス アワードを獲得した。本作では、几帳面で仕事一筋ながら恋愛に不器用なキャラクターを繊細に演じる。
森崎は「自分とは真逆のキャラクターで不安が大きかったですが、この作品に賭ける覚悟で臨みました」と振り返り、「日本のチームとの文化や言葉の壁もありましたが、お互い譲らずに乗り越えて一つになれた瞬間が何度もあり、それが良いシーンとして映画に刻まれていると思います」と自信をにじませた。
カイ役は、音楽活動に加えてタレントや俳優としても幅広く活躍し、「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」では、ニューヒーロー・マッサマンとしても親しまれている向井が務め、これまでのイメージを覆すミステリアスでどこか影のあるキャラクターに挑む。タイにルーツを持つ向井は「僕にとってタイでお仕事ができるというのは大きなことなので、お話を頂いたときはすごく嬉しかったです。緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じていました」と出演の喜びを語った。
数々のBLヒット作を生み出しながらも、本作が初のオリジナル長編映画かつ日本映画デビュー作となるトンジラー監督は、「森崎ウィンさん演じるソウタは、真っ直ぐな演技で誰からも愛されるキャラクターとして仕上がりました。一方、向井康二さんが演じたカイは、音楽への情熱と繊細さを併せ持つキャラクター。向井さんの真摯な演技がカイの深い愛を際立たせています」と2人を絶賛。
野副亮子プロデューサー(KADOKAWA)も、「言葉で伝えられなくてもわかること、ソウタとカイを結ぶ未完成のラブソング。切ない歌声が、きっと観る方の心にある『誰かを想う気持ち』にリンクすると信じています」とコメントを寄せた。
森崎、向井、トンジラー監督、野副プロデューサーのコメントは以下の通り。
ソウタのピュアでまっすぐな姿があったからこそ、僕もカイとして自然にいられたので本当に感謝しています。
撮影スタイルの違いに最初は戸惑いましたが、結果的に素晴らしい画が撮れたと感じています。
この映画が自分のプロフィールに堂々と載せられるような代表作になり、多くの方に共感していただければ嬉しいです。
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