チョン・ドヨンが全てを失ったドライな復讐者に チ・チャンウク共演のリベンジノワール「リボルバー」2月28日公開
2024年12月5日 12:00

チョン・ドヨンが「無頼漢 渇いた罪」(2015)に続き、オ・スンウク監督とタッグを組むリベンジノワール「Revolver(英題)」が、「リボルバー」の邦題で、2025年2月28日に公開されることが決定した。
夢に見たマンションへの入居を待ちわびていた警察官・スヨン(チョン・ドヨン)は、恋人(イ・ジョンジェ)の突然の裏金問題に巻き込まれ、謎の男・アンディ(チ・チャンウク)から「全ての罪をかぶってくれるなら大きな補償を約束する」と、持ちかけられる。スヨンは提案を受け入れ、刑務所に入ることに。それから2年後のスヨンの出所日、刑務所の前で彼女を待ち伏せしていたのは、見知らぬ謎の女・ユンソン(イム・ジヨン)。何かが間違っていると直感したスヨンは、大金や家など、失った全てを取り戻すために、アンディを探し回る。やがて彼女は、その背後にある巨大な勢力と向き合うことになる。
「シークレット・サンシャイン」で、第60回カンヌ国際映画祭にて韓国人俳優として初の女優賞を受賞し、「キル・ボクスン」での凄腕殺し屋役も話題となったチョン・ドヨンは、目的のために粘り強く進むスヨンの怒りを、ドライかつ冷徹に表現。チ・チャンウク(「江南Bサイド」)がアンディ役を務めるほか、イム・ジヨン(「ザ・グローリー 輝かしき復讐」)、イ・ジョンジェ(「イカゲーム」)、キム・ジョンス(「このろくでもない世界で」)らが顔をそろえる。
「ハント」「アシュラ」「新しき世界」など数々の名作ノワールで知られるサナイピクチャーズが制作した本作は、10月に発表された第33回釜日映画賞で、「ソウルの春」をおさえ、最優秀作品賞、最優秀助演女優賞(イム・ジヨン)、撮影賞を受賞している。
「リボルバー」は、25年2月28日に東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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