草彅剛、明石家さんま役に挑戦　若き日のさんまが芸能界のタブーを破った1日を完全ドラマ化

2024年11月18日 04:00

草彅剛が、日本テレビ特番「誰も知らない明石家さんま第10弾」内で放送されるスペシャルドラマに主演し、明石家さんま役に挑戦していることがわかった。ドラマのタイトルは「芸人がアイドルに勝った日～タブーを破った禁断の一日」。若き日のさんまが“芸能界のタブー”を破った伝説の1日をドラマ化している。

「誰も知らない明石家さんま」は、2015年の第1弾放送より、“お笑い怪獣”明石家さんまの知られざる一面をあらゆる手法で掘り起こしてきた特番。12月1日19時放送回にて、記念すべき第10弾を迎える。

「80年代芸人がアイドルに勝った日～タブーを破った禁断の一日」は、お茶の間の人気番組だった「オールスター大運動会」で業界を激震させた「ある事件」の裏側を、さんま本人はもちろん、関係各所への綿密なインタビューをもとに描いている。

若き日のさんまの運命を変えた出来事の1つ――それは芸能界のタブーを破った伝説の1日。伝説の大人気特番「オールスター大運動会」。1981年、当時の芸人といえばスターだったアイドルのあくまで引き立て役。そんな中、最終種目リレーの白組アンカーを務めることとなった明石家さんま。かたや紅組のアンカーは当時名実ともにトップアイドルの田原俊彦。しかしさんまは「芸能界のタブー」を破る決断をする。これは芸人・明石家さんまの意地とプライドをかけた若き日の戦いの物語だ

さんま本人と番組を通して30年以上も付き合いがある草彅。撮影を終えた感想を、以下のように述べている。

草彅「日本中の皆さんが良くご存じのさんまさんを演じるというのはすごくプレッシャーでした（笑）。僕自身はさんまさんと自分が似ているところがそんなにないと思っていて、だからこそ今回のドラマではモノマネをするのではなくて、僕の中にあるさんまさん像を最大限に想いを込めて演じることにしました。撮影が進んでいくうちに、一緒にお仕事をさせてもらった時の記憶がいくつもよみがえってきて、魂が宿るというか、『さんまさんが降りてきたな･･･』と感じたシーンもありました。さんまさんが本当はどういうことを考えていらっしゃるのかはご本人にしか分からないと思うんですけど、僕がさんまさんと身近に接して感じた温かさとか優しさとか、そういうものが画面から伝わればと思います。ぜひ、みなさんも、そしてさんまさんにも楽しんでいただけると嬉しいです」