「モアナと伝説の海2」に小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニン! 豪華日本版声優のスペシャル歌唱映像も
2024年11月15日 06:00
大ヒットディズニー映画の続編「モアナと伝説の海2」の日本語版に、小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニンが参加することがわかった。あわせて、モアナ役の屋比久知奈、マウイ役の尾上松也を含む声優陣が、オープニング楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」を歌うスペシャル歌唱映像(https://youtu.be/bstmvIUXFJk/)と、キャラクターポスター6点もお披露目された。
第89回アカデミー賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされ、日本では興行収入51億6000万円を記録した「モアナと伝説の海」。海と特別な絆をもつ少女モアナが、傷付き悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語を紡いだ。続編の舞台は、前作から3年後。少し大人になったモアナは、まだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していた。そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた「嵐の神の伝説」を知ったモアナ。美しい海と世界に危機が訪れていることを知った彼女は、全ての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”として、海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため、生きては帰れないかもしれないほど危険に満ちた、海の果てへ向かう冒険に旅立つ。
本作でモアナと一緒に冒険に出るのは、風と海をつかさどる半神半人の英雄で、モアナの相棒であるマウイをはじめ、元気いっぱいだがちょっと怖がりなブタのプア、いつも神出鬼没で予測不可能なニワトリのヘイヘイ。さらに、モアナとマウイのことが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという新たな仲間が加わる。
ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」が放送中で、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」で主役ロミオを演じた小関は、英雄として語られるマウイとモアナが“推し”で、島の歴史や神話に詳しく、鋭い観察眼を持っているモニ役を担当。小関は参加決定時を振り返り、「信じられなかったです。オーディションを受けた時、キャラクターを掴むのが難しく、うまくできたのか不安でしたが、合格の連絡をもらったときはすごく嬉しかったです! 歌うキャラクターの声優に憧れがあって、いつかと思っていた夢がひとつ叶いました」と、喜びを爆発させる。
さらに小関は、「モニはマウイとモアナにすごく憧れを持っていて、未知なものに出会ってみたい、という興味が広く深いです。元気で前向きで明るく、小さな悩みがあっても見ていると元気をもらえるキャラクターです」と、モニの魅力を熱弁。さらに、「キャラクターとして歌ってみて、収録がとても楽しかったです。耳に残って歌いたくなる、参加したくなる曲が『モアナと伝説の海2』にも登場していますし、そのなかでも特に明るくて、『旅って楽しいね』という気持ちを歌う楽曲に僕は参加しているので、とにかく楽しんでレコーディングを終えました」と明かした。
5歳でデビューし、近年ではミュージカル「ピーターパン」(ウェンディ役)や「るろうに剣心 京都編」(巻町操役)などでも活躍する鈴木は、エネルギーに満ち溢れ、カヌーの最高傑作を作るため、日々勤しんでいるロト役を務めた。冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応する、モアナの右腕的存在となるロト。鈴木は、「自分が決めたものを信じて揺るがない気持ちを真っすぐ貫く女の子です。挑戦してみるしかない!というロトのひたむきな姿に胸を打たれました。モアナのことを一緒に引っ張っていく新しい仲間として心強い存在であるように、自分なりにロトを演じましたので、見てくださる方に少しでも届いたらいいなと思います」と、アピールした。
数々の作品で吹き替え声優を担当してきた山路が演じるケレは、頑固で口数が少なく一風変わっているが、農作物や植物のことなら何でも知っている人物。歌が嫌いなケレは当初、明るく前向きなモアナと相容れないが、その知識と経験で、彼女の冒険を支える。山路は、「お話をいただいたときは、世界中で愛されている『モアナと伝説の海』の続編に参加することが決まってワクワクすると同時に、『ついにこういう“じいさん”の役が来るようになったか!』と感慨深かったです(笑)」と明かす。「ケレは、島に住みながらも水が苦手で泳げない、植物を愛する頑固者のじいさんです。最初はちょっといや~な奴ですが、モアナたちに魅了されて、だんだんと前向きになっていく。お話が進むにつれてひょうきんな一面も見えてきたりして、とても可愛らしいキャラクターです。頑固者のケレがどんな変化を遂げていくか、楽しみにしていてください」と、見どころを伝えた。
そしてミュージカル「SIX」(キャサリン・オブ・アラゴン役)や「ウェイトレス」(ドーン役)などで知られ、圧倒的な歌唱力をもつソニンは、見た目は漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるマタンギ役。ソニンは「電話で合格を聞いて、道端で叫びました! 全力で臨んだけど楽曲がすごく難しかったので、『まさか……!』と思って驚きと嬉しさがありました」と、心情を吐露する。
ミステリアスな役どころについて、ソニンは「ちょっと妖えんでパワフルです。歌っているときもパワフルで、歌にもセリフにも前向きなエネルギーをくれるところがあります。マタンギは性格もフィジカルも軽やかなので、隣にいたと思ったら次の瞬間にはすごく離れたところにいたり、右にいたと思ったら左にいたりして、どこから現れるか分からない。だけど、プレッシャーをかけすぎず、さらっとモアナの背中を押すところがマタンギの魅力だと思います」と熱く語る。「勇気を出していろんな道を迷いながら行くからこそ、信念が見つかることをマタンギが教えてくれます。危険な道に進む勇気を与えてくれる存在なんです。この物語とマタンギのキャラクターを通していろんな人に届くといいなと思います」と、モアナが冒険に進む上で道しるべにもなるキャラクターであることを説明した。
「帰ってきた、本当のわたしに」のスペシャル歌唱映像では、日本語版声優陣の美しい歌声を、一足先に堪能できる。物語の冒頭を飾る本楽曲は、モアナが遥か彼方の海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌い上げている。そんなモアナが歌う楽曲を、映像では特別に、声優陣全員がハモリやコーラスも担当し、歌い上げている。
日本に先駆け、11月27日に公開されるアメリカでは、本作が、大ヒット映画「アナと雪の女王2」やアニメ史上世界歴代1位の興収を記録した「インサイド・ヘッド2」のオープニング興収(1億5420万ドル、日本円で約240億3207万円)を上回ると予測されている(デッドライン)。さらに先行チケット販売では、「インサイド・ヘッド2」を上回る売り上げを記録しており(Fandango)、ヒットに期待が寄せられている(数字は11月14日時点のBox office mojo調べ)。
「モアナと伝説の海2」は、12月6日に公開。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
【推しの子】 The Final Act NEW
【知ってるけど、ハマってない人へ】今が新規参入の絶好機!この作品で物語の最後まで一気に観よ!
提供:東映
モアナと伝説の海2 NEW
【私&僕が「モアナ」を選ぶ理由】音楽も物語も大好きな傑作の“超進化最新作”絶対観るでしょ!
提供:ディズニー
テリファー 聖夜の悪夢 NEW
【全米が吐いた】鑑賞し失神する人が続出、なのに全米No.1ヒット…なんで!? 人気の秘密を徹底解剖
提供:プルーク、エクストリームフィルム
アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師
【ナメてた公務員が“10億円詐欺”を仕掛けてきました】激推ししたい“華麗どんでん返し”映画
提供:ナカチカピクチャーズ
犯罪が起きない町で、殺人事件が起きた――
【衝撃のサスペンス】AIで守られた完璧な町。なぜ事件は防げなかったのか? 秩序が崩壊する…
提供:hulu
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。