SFファンタジー小説「俺は星間国家の悪徳領主!」花江夏樹、上田麗奈、子安武人の出演で25年4月TVアニメ化
2024年10月21日 15:00
SFファンタジー小説「俺は星間国家の悪徳領主!」(オーバーラップ刊)が2025年4月に、ABCテレビ、テレビ朝日系列全国24局ネットのアニメ枠「ANiMAZiNG!!!」内でテレビアニメ化されることが決まった。花江夏樹、上田麗奈、子安武人の出演が明らかになっており、ティザーPVとティザービジュアルが公開された。
小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の三嶋与夢氏による原作は、シリーズ累計発行部数(紙+電子)90万部を突破した人気作。宇宙進出を果たした剣と魔法の世界に、星間国家「アルグランド帝国」の伯爵家当主として転生した主人公リアム・セラ・バンフィールドが、善良に生きるも報われなかった前世の反省から、好き勝手に生きる悪徳領主を目指す姿を描く。原作単行本最新第9巻は10月25日に発売。
金と力と女、すべてを手に入れるために理想の悪徳領主を目指すも悪党になりきれず、逆に人々から慕われてしまうリアム役を花江が担当。リアムに献身的に尽くすハイスペックなメイドロボ(女性型アンドロイド)の天城役を上田、リアムを転生させた高位存在で、リアムを苦しませようと暗躍するがいつも裏目に出てしまう案内人役を子安が務める。
ティザービジュアルには、リアムと天城の主従コンビに加え、リアムの乗機となる「機動騎士(巨大ロボット)」BFC-X001LS アヴィドの姿が描かれている。
監督には「健全ロボ ダイミダラー」の柳沢テツヤを迎え、シリーズ構成・脚本を「アルドノア・ゼロ」の高山カツヒコ、キャラクターデザインを「怪人開発部の黒井津さん」の森前和也が担当。メカデザインとして「スーパーロボット大戦OG ‐ジ・インスペクター‐」の山根まさひろ、「銀装騎攻オーディアン」のことぶきつかさ、「冥王計画ゼオライマー」の森木靖泰、「神魂合体ゴーダンナー!! 」(デザインワークス)の赤樹壱磨、戦艦デザインとして「ヴァンドレッド」(3Dメカニックディレクター)の渡辺哲也が参加する。アニメーション制作は「怪人開発部の黒井津さん」のQuadが行う。
キャスト、スタッフ、原作関係者からのコメント全文は以下の通り。
悪徳領主と聞くと、あまり良いイメージがないかと思います。悪の限りを尽くし人々を苦しめ自身を肥やす……。文字にするとひどいですね!
ですが演じるうえではこのうえなく楽しそうです!
ただ、リアムはただの悪徳領主に収まらない、とてつもない魅力のあるキャラクターですので放送をお楽しみに……。
彼の魅力を引き出せるように取り組んでいけたらと思っております
みなさまどうぞよろしくお願いいたします!
どん底から一転、あらゆる人のあらゆる思惑を華麗に潜り抜けていくさまがなんとも爽快な物語になっておりますので、ぜひ気軽に第1話を覗いていただいて、どうぞ最後まで楽しんでいただければ幸いです!
テンション高いです。テイスティーです。柳沢テツヤ監督とまた一緒に仕事できてとてもハッピーです! みんな見るべし!
否! これはそんな最悪どん底人生から伯爵家に転生した男が領主さまとなり、他人を踏みつけて生きていく復讐の物語。
そう、巨大ロボを駆って! 今ここに異世界転生ピカレスクロボット大ロマンが開幕する。
剣と魔法とスーパーロボット、美少女アンドロイドとファンタジーが融合した異世界転生スペースオペラを、それぞれのジャンルにヘキのあるスタッフが集結して映像化します!
3ケルビンの宇宙が熱く燃えて、残念美人が可愛く萌える!
愛すべきキャラクターたちが、破天荒なコメディーで繰り広げる熱い展開をご期待ください!
爽快感あふれるロボットアクション、本来起こり得ない「1人」と「1体」の人間ドラマ。
コメディからシリアスシーンに至るまで、移り変わる情緒を愉しく描かせていただいております。
さまざまなキャラクターたちの表情変化にもこだわっていますので、ぜひ注目してご覧ください。
祝アニメ化! 原作者にとって、作品のアニメ化はひとつの大きな目標であるため喜びを噛みしめております。
まさかこの作品をアニメ化していただけるとは思っておらず、実際は制作に関わらせていただくなかで、段々とアニメ化を実感していったというのが本音ですね。
読者さんや視聴者の皆さんと一緒に、自分も放送されるのを楽しみにしております!
アニメ化、おめでとうございます!
最初にアニメ化のお話を聞いた時は半信半疑だったのですが、設定画などいろいろなものを拝見させていただくにつれて「信」の割合が増えてきました。
自分自身も、この「俺は星間国家の悪徳領主!」という作品が好きなので、リアムや天城といったキャラクターたちや、アヴィドが動く様子を見れるのが今から楽しみです!
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。