「塔の上のラプンツェル」あらすじ・キャストまとめ、トリビアも紹介
2024年10月11日 21:00
(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.大人気のディズニープリンセス「塔の上のラプンツェル」が本日10月11日午後9時から、日本テレビ系の「金曜ロードショー」(本編ノーカット)で放送されます。映画.comでは、概要とあらすじ、キャスト情報のほか、知れば本編を一層楽しく見られる本作のトリビアもお届けします。
グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」をベースに、ディズニー・アニメーション・スタジオの記念すべき50作目の長編アニメ映画として公開された本作。18年間一度も塔の外に出たことがなかったラプンツェルが、初めて外の世界へ繰り出すという大冒険と恋を描きます。優しく勇敢で純粋なラプンツェルが教えてくれるのは、夢を追いかけることのすばらしさと、見知らぬ世界に飛び出す勇気の大切さ。無数のランタンに囲まれる中で、ラプンツェルとフリンが「I See The Light」を歌い上げる幻想的な場面は、ディズニー映画史に残る名シーンとなりました。
音楽を担当したのは、「リトル・マーメイド」「美女と野獣」のアラン・メンケン。ラプンツェル役のマンディ・ムーアとフリン役のザカリー・リーバイが歌った主題歌「輝く未来」は、第83回アカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされました。監督は「ボルト」のバイロン・ハワードと、同じく「ボルト」でストーリーを担当したネイサン・グレノ。日本語吹替版はラプンツェル役に歌手でタレントの中川翔子、フリン役を声優の畠中洋が務めました。

ラプンツェルは好奇心旺盛な18歳の少女。彼女は赤ちゃんの頃、魔法の力が宿る美しい髪を狙っていたゴーテルに誘拐され、それ以来、高い塔に閉じ込められて暮らしてきた。ゴーテルを自分の母親だと信じこみ、外の世界を知らないラプンツェルの夢は、毎年自分の誕生日に空に浮かぶ美しい“灯り”を見に行くこと。しかしゴーテルは、外の世界は危険だと言って、彼女を外に出してはくれない。

ラプンツェル:マンディ・ムーア/中川翔子、歌:小此木麻里
フリン・ライダー: ユージーン・フィッツハーバート、ザッカリー・レヴィ/畠中洋
ゴーテル:ドナ・マーフィ/剣幸
フックハンド:ブラッド・ギャレット/岡田誠
ビッグノーズ:ジェフリー・タンバー/石原慎一
警護隊長: M・C・ゲイニー/佐山陽規
ショーティー:ポール・F・トンプキンス/多田野曜平
スタビントン兄弟:ロン・パールマン/飯島肇

本作のトリビアでは、ラプンツェルの長い髪についての裏話や、ディズニー映画ではおなじみとなった、いろいろな作品のキャラクターがカメオ出演している“イースターエッグ”、あの名シーンのこだわりについてご紹介します。
ラプンツェルの髪の毛は70フィート、すなわち約21メートルにも及ぶ長さとなっています。その数は10万本超えで、制作当時はラプンツェルの髪の動きをシミュレーションするために、専用ソフトウェアまで開発されたそうです。
ちなみに、髪の長さが12インチ(約36センチ)の人の髪をすべてつなげると、26マイル(約42キロ)になります。もしもラプンツェルの髪をすべてつなげたとしたら、全長1820マイル(約2912キロ)にも及ぶそうです。

本作を制作中に髪を伸ばしていた女性スタッフ10人が、それぞれ約10インチ(約30センチ)ずつ髪をカットし、医療用人毛カツラを作っている団体に寄付(ヘアドネーション)をしたそうです。当時、まだヘアドネーション自体がそこまで知られていなかったので、この行為は本国で大きな反響を呼びました。
なお、ラプンツェルの髪の表現にとことんこだわったスタッフ陣は、Youtubeでシャンプーのコマーシャルをチェックしたり、6フィート(約1.8メートル)の髪を持つモデルの動きを観察したりして、物理的性質もしっかり学んで、制作したそうです。

無数のランタンが空を覆い尽くすクライマックスのシーンでは、なんと4万6000個ものランタンが舞っています。それぞれのランタンが1万個の微小な光の点で構成されるため、同シーンでは、4億6000万個の光の点が瞬いているということです。クリエイターたちの情熱が詰まった名シーンをぜひ堪能してください。

本作のイースターエッグも遊び心たっぷりです。ラプンツェルとフリンが迷い込んだ酒場の柱をよく見ると、ピノキオが座っています。ピノキオはフロアにいるお客を見下ろすように座り、まるで賑やかな状況を楽しんでいるよう。ちなみにラプンツェルとフリンはこの時、男たちに囲まれ、危険な目に遭うことに。
また、酒場で男の集団が飲んでいるシーンでは、ライオンキングのプンバァのようなイノシシを発見。どこか豚にも見えるイノシシにぜひご注目ください。
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