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インペイルド・レクタム(直腸陥没)が帰ってきた! 予想外のヒットとなった「ヘヴィ・トリップ」続編、12月20日公開

2024年9月20日 18:00

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“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”バンド「インペイルド・レクタム」が復活
“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”バンド「インペイルド・レクタム」が復活
(C)2024 Making Movies, Heimathafen Film, Mutant Koala Pictures, Umedia, Soul Food

異例の大ヒットを記録したフィンランド映画「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!」の続編となる「ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!」が、12月20日から公開されることが決定した。

2019年12月27日、映画ファンからも映画業界からもノーマークだった1本の映画が「後悔するなら、クソを漏らせ!」のキャッチコピーとともに劇場公開された。それが「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!」だ。同作は、12年間、ライブすらしたことのないフィンランドのド田舎メタルコピーバンドが、史上最高の、初のオリジナル楽曲を生み出し、ノルウェー最大のメタルフェスに参加すべしと奮闘する珍道中を描いた物語。公開されるや連日満席、上映後の拍手喝采――誰もが予想だにしなかった大ヒットとSNSを中心に大きな話題を呼び、観客の中には出演者のコスプレをする者が続出した。

前作のラストでは、主人公たちのバンド「インペイルド・レクタム(=直訳で直腸陥没の意)」の面々がライブの直後に逮捕、拘束されるシーンが描かれた。本作ではその続き、刑務所から始まる。

獄中で超商業主義プロデューサーからドイツで話題のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」への出演オファーを受けるも、準備不足とその過剰な商業主義、そして当たり前だが投獄されている事を理由に出演を辞退。しかしロットヴォネン(ギタリスト)の父が病に倒れ、地上げ屋によって実家のトナカイ粉砕場兼彼らのスタジオが消滅の危機に陥った。緊急事態勃発に彼らは脱獄を決意する……と、名作「ブルース・ブラザース」とそっくりのプロットで、負け犬として生まれながら勝つことを決意した“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”バンド「インペイルド・レクタム」が復活を遂げる!

劇中音楽は前作に続きミカ・ラマサーリ(MORS SUBITA/ETERNAL TEARS OF SORROW/WOLFHEART)。さらにスウェーデンのオカルトロックバンド「YEAR OF THE GOAT」も参戦している。そして劇中には、謎の超大電導波デスボイスを操るオリジナルバンド「ブラッドモーター」が新登場。脱獄逃亡する「インペイルド・レクタム」を追うのは、前作に続きマムシのドッケン大佐だ。

ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!」の監督は、ユーソ・ラーティオユッカ・ビドゥグレンが担当。12月20日よりシネマート新宿ほかで公開。


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