「るろうに剣心 京都動乱」10月3日スタート 戸松遥、羽多野渉、岡本信彦らの出演や第1期総集編放送も決定
2024年9月17日 14:00

テレビアニメ「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐」の第2期「京都動乱」に戸松遥、羽多野渉、岡本信彦の出演が決定し、オープニング主題歌アーティストが明らかになった。第3弾PVと第2弾キービジュアルが公開されている。さらに放送スケジュールが発表され、第1期の総集編が放送されることも決まった。

原作は、和月伸宏氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で1994~99年に連載した時代アクション漫画。明治時代の日本を舞台として、動乱の幕末期に「人斬り抜刀斎」として恐れられた維新志士・緋村剣心(CV:斉藤壮馬)が、不殺(ころさず)の誓いを胸に抱く流浪人(るろうに)として、弱き人々を守るために逆刃刀を振るう姿を描く。23年に放送されたテレビアニメ第1期(全24話)では、かつて抜刀斎の後を継いで暗殺を担っていた剣客・志々雄真実(古川慎)が、明治の世で暗躍していることを知った剣心が、神谷薫(高橋李依)をはじめとする仲間たちのもとを去り、京都へと旅立つまでの物語が描かれた。第2期「京都動乱」は連続2クールでの放送となる。

今回発表されたキャストは、志々雄の腹心の部下である「十本刀」のキャラクターを演じる。戸松は志々雄の情婦でもある駒形由美役、羽多野は素手で万物を粉砕する「二重の極み」の使い手である破戒僧の悠久山安慈役、岡本は刀剣の収集家で剣技にも長けた沢下条張役を務める。各キャラクターは、第2弾キービジュアルにもその姿が描かれている。また、剣心の師匠である比古清十郎(中村悠一)のアニメ版ビジュアルも公開された。

第1クールのオープニング主題歌「いらないもの」は、「呪術廻戦」の主題歌で知られるキタニタツヤと、音楽クリエイター・なとりのコラボレーションによる楽曲となる。

放送は、10月3日深夜12時55分からフジテレビ「ノイタミナ」ほかでスタート。4日正午からはPrime Videoで先行配信され、その他動画サービスでは7日正午から順次配信開始。

第1期全24話を「序幕東京」と名付け前後編にまとめた総集編は、フジテレビで9月24日深夜1時25分から前編が、10月1日深夜2時5分から後編が放送される。
比古役の中村、志々雄役の古川、瀬田宗次郎役の山下大輝を含むキャスト陣と、主題歌アーティストからのコメント全文は以下の通り。


自分が中学生の時代に見ていた作品ですので、内容だけでなく当時どんなことをしていたかまでが一気に蘇ってきました。
「るろ剣」的な話で言うと、雨の日の帰りに牙突やってたなぁ……とか。
それだけ歴史のある作品を現代に甦らせることに関われるのをありがたく思います。
主人公・剣心の師匠ですから、その貫禄などをしっかりと伝えなければと思っています。
なかなか癖のある人物ですし、演じるのが非常に楽しみなキャラクターです。


志々雄真実役としてオーディションで選んでいただき、正直、うれしいというより驚きました。
京都編は連載時に直撃した世代ですので、改めて光栄に思います。
悪のカリスマ、作中でも群を抜く実力を持った漢。
そんな、当時から色あせぬ印象を、全力で表現できるよう務めております。体当たりではありますが、楽しんでいただければありがたいです。


兄がいて兄弟そろってジャンプっ子だったので、漫画も1996年版のアニメも2人で観てました! まさかそんな作品に出演できるとは……本当に光栄です。
オーディションの時から並々ならぬ想いを抑え込むのが大変でした!
僕自身が感情的な部分が大いにあるので、いろいろな感情の引き算をしていくのが重要だと思っています。宗次郎は特にある一点以外の部分を全て削ぎ落として削ぎ落として、人としての当たり前を否定していくことに注力しています。


オーディションで、まさか自分が決まると思っていなかったのでとてもうれしかったです!
自分が子供の時から知っている、「るろうに剣心」に出演できることが今でも夢のようです。
壮絶な過去のある彼女のこれまでの人生を思うと胸が締め付けられるような感覚もありますが、色気のある大人なお姉さんなので、志々雄様に全力で仕え、時にちょっとお茶目な彼女の魅力を引き出せるよう私も全力で演じたいと思います!


学生時代、原作が好きでコミックスをそろえていましたので、オーディションの結果を聞いた時は信じられない思いでした。
十本刀の中でも特に安慈和尚のことは強烈に印象に残っています。
「二重の極み」は、みんな真似していましたね。
声を担当させていただけることを光栄に思います。
彼には強さを求める確固たる理由があります。
外見の破壊的な部分よりも、“内面”を大切にていねいに演じさせていただきたいと思います。
十本刀のなかでも一味違う個性を持った男、悠久山安慈をどうぞよろしくお願いいたします。


子供の頃、ドンピシャで読んでいた世代なので出演がとてもうれしかったです。
十本刀のひとりという肩書きにもワクワクしました。
気さくな性格もあいまってたくさんしゃべるキャラクターでもあるので、おしゃべりな面とシリアスな面の両方を使い分けられたらいいなと思います。
話口調が標準語ではなく、関西風なのでそこは悩みながら演じました。
そして十本刀のなかで本格的にやりあうひとり目にあたるので、張の登場によりこの組織が「すごい集団」となるよう印象を残せたらいいなと思います。

しかし、独りよがりの道義心に取り憑かれて決めた道をひた走ることをやめられない瞬間も人生のなかにはあって、そこにはそれなりの正しさがあるとも思います。
2つの選択で板挟みになって惑う情けなさもまた美しい人間の姿だと感じて歌にしたので、楽しんでいただけるとうれしいです。

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