第16回京都映画企画市ファイナリスト5企画決定! 10月5日に公開プレゼン
2024年9月4日 18:00
第16回「京都映画企画市 Kyoto Film Pitching」の映画企画コンテストが10月5日にハートピア京都(大会議室)で開催される。その企画コンテストの公開プレゼンテーションへと進むファイナリスト5企画が決定した。
「京都映画企画市」は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数企画(ファイナリスト)を選出し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)と京都府が共同実施するもの。
選出された企画者には、現役のプロデューサー等への映画企画の相談会も実施。優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利が付与される。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作を行う。
第16回は犬童一心監督、須藤泰司プロデューサー(東映映画企画部ヘッドプロデューサー)、和田隆(映画評論家)を審査員に迎え、一次書類審査を通過したファイナリスト5企画を選出した。
「落武者敗走記」/安藤恵哉(脚本・監督)
「化身」/川又藍(ディレクター)
「然るのち、堕ちる」/池田暁(監督)
「玉響道中膝栗毛」/齋藤栄美(監督)、井上季子(プロデューサー)、松井香奈(脚本家)
「引かれ者の小唄」/栗本慎介(企画・監督)、島村隆(企画・脚本)
企画コンテスト当日は、一次書類審査通過者によるプレゼンに加え、第15回(2023年度)の優秀映画企画「サバイバル忍者」パイロット版のお披露目を行い、上映後に馬杉雅喜監督が舞台挨拶を行う予定。その後、第16回優秀映画企画の発表が行われる。一般観覧者(事前予約性・無料)を10月2日まで募集中(https://kyotofilmpitching.jp/presentation/)。
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