ディズニー、10年で8兆円超をテーマパークに投資 D23で拡張計画発表
2024年8月14日 14:00

米ウォルト・ディズニー・カンパニーは8月10日(現地時間)、米カリフォルニア州アナハイムで開催中のファンイベント「D23 Expo」で、今後10年間で総額600億ドル(約8兆7600億円)を投じ、世界のディズニー・テーマパークとクルーズ事業を大幅に拡張する計画を発表した。新アトラクションの建設や最新技術の導入により、「ほとんど現実離れしたような体験」を提供すると、パークス&リゾーツ部門を率いるジョシュ・ダマーロ氏は語った。
フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドでは、マジック・キングダムに「ヴィランズ(悪役)」と「カーズ」をテーマにした新エリアを建設。アニマル・キングダムには、ディズニー映画「ミラベルと魔法だらけの家」の新アトラクションと、「インディ・ジョーンズ」シリーズの新アトラクションを導入する。
一方、本拠地のディズニーランド・リゾート(カリフォルニア)では、2025年の開園70周年に合わせ、ディズニーランドにウォルト・ディズニー本人をモデルにした最新鋭のアニマトロニクス(人形)を登場させる。隣接するディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーには、ディズニー&ピクサー映画「リメンバー・ミー」の新アトラクションを建設する計画だ。
ディズニー・クルーズ・ラインは、31年までに大型客船を4隻追加建造。これにより、現在運航中の船団数をほぼ3倍に拡大する。
さらに海外では、上海ディズニーランドと香港ディズニーランドにマーベル関連の新アトラクションを、パリのディズニーランドとディズニー・アドベンチャー・ワールドにそれぞれライオンキングとアバター(ネイティリ)の新アトラクションを建設する。
ダマーロ氏は「これほど積極的に技術を活用し、魔法のような体験を生み出そうとしたことは、かつてありませんでした」と意気込みを語っている。

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