福原遥主演、小野花梨、伊藤健太郎ら共演 ABEMAドラマ「透明なわたしたち」9月16日配信 「Winny」松本優作監督×藤井道人プロデュース
2024年8月5日 15:00
福原遥が主演し、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈が共演するABEMAオリジナル連続ドラマ「透明なわたしたち」が、9月16日午後11時から配信されることが決定した。メインビジュアルと特報映像(https://abema.tv/video/episode/90-2002_s1_p110)が披露された。
本作は、「Winny」「ぜんぶ、ボクのせい」の松本優作が脚本と監督を務め、「ヤクザと家族 The Family」「青春18×2 君へと続く道」を手掛け、「正体」(11月29日公開)の公開が控える藤井道人がプロデュースを担当。社会派の作品を多く扱う監督2人が、完全オリジナル脚本でドラマを制作した。
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインを務め、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で日本アカデミー賞新人賞を受賞した福原を中心に、「どこか居場所がないと感じてしまう20代の若者の“今”を切り取る作品」というテーマに共感した20代の実力派俳優が顔を揃え、東京と富山を舞台とした社会派群像サスペンスを紡ぐ。
「もしも凶悪事件の犯人が、高校時代の同級生だったらーー」。2024年渋谷。身元不明の青年が、ある凶悪事件を引き起こす。週刊誌ライターの碧は、事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、疎遠になっていたかつての仲間たちと再会。誰が、なぜ、事件を起こしたのか。高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく。その中で鮮明な記憶として甦るのは、文化祭の日に起きたある事件だった。
福原は新聞記者になりたかった週刊誌ゴシップライターの中川碧役で主演を務め、小野は東京で夢敗れ、地元に戻って結婚した一児の母・齋藤風花役で出演。伊藤は渋谷の片隅で闇バイトに手を染める男・喜多野雄太役、倉は順風満帆な渋谷のスタートアップ企業のCEO・高木洋介役、武田は女優の夢を抱きながら恵比寿のクラブで働くホステス・桜井梨沙役をそれぞれ演じる。
本作制作に伴い、福原は「自分にとっての正義とはなんなのか。自分はどう生きていきたいのか。をとても考えさせられる作品」と語り、小野は「初めて台本を読んだとき、被害者、加害者、悪人、善人など人や事柄の白黒を断定しない描き方に自分の未熟さを許して頂いたような愛情を感じました」と振り返る。
伊藤は「セリフのないお芝居は非常に難しかったですが、自分なりの解釈で演じましたので、ぜひ見届けていただけたらうれしいです」とコメントを寄せ、松本監督は「自分らしく生きることが難しい今の時代に、届けたい作品ができました」と作品への想いを語った。
特報は、渋谷スクランブル交差点にて起きた凶悪事件のシーンと、登場人物たちの葛藤を抱く表情からはじまり、それらに繋がる高校時代の出来事にさかのぼっていく。メインビジュアルには、2000年代生まれの若手写真家で、藤井監督作「最後まで行く」のビジュアル撮影を担当した増田彩来を起用。フィルムカメラで撮影されたカットに、「なぜ君は凶悪犯になったのか」というコピーが添えられている。
ABEMAオリジナル連続ドラマ「透明なわたしたち」は全6話で、9月16日午後11時から配信。キャスト陣と松本監督のコメント全文は以下の通り。
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