「ビバリーヒルズ白書」シャナン・ドハティさん死去
2024年7月16日 17:00

人気ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」と「チャームド 魔女3姉妹」で主演を務め、多くのファンに愛された女優シャナン・ドハティさんが、長年にわたる闘病の末、7月13日に53歳でこの世を去ったと、米ピープルが報じている。
米テネシー州メンフィス出身のドハティさんは、幼少期から子役として活躍し、「大草原の小さな家」や「頑固じいさん孫3人」といったテレビドラマで注目を集めた。1988年には、高く評価された映画「ヘザース」にも出演した。
1990年、ドハティさんは「ビバリーヒルズ高校白書」のブレンダ・ウォルシュ役に抜擢された。双子の兄ブランドン(ジェイソン・プリーストリー)とともにミネソタからカリフォルニアに引っ越してきた設定で、新しい環境での友情や恋愛、家族との絆など、リアルな10代の悩みと成長を見事に演じた。しかし、共演者やプロデューサーとの衝突が報じられ、シーズン4の終了後に降板することになる。
その後、ドハティさんは「チャームド 魔女3姉妹」でプルー・ハリウェル役を演じたが、こちらでもアリッサ・ミラノとの不仲が伝えられ、シーズン3でプルーが悪魔に殺されるという衝撃的な形で番組を去ることになった。
「当時の私は、外交的ではなかったんです。放っておけばよかったようなことについて、口に出しすぎていました」と、ドハティさんは2010年に出版した自伝の中で反省を綴っている。
2015年3月、ドハティさんは乳がんと診断されたことを公表。治療と手術を経て、2017年4月には寛解したと発表したが、2020年2月、がんがステージ4に進行したことを明かした。
ドハティさんは、がんと診断されて以降も前向きに治療に取り組んだ。2019年には、「ビバリーヒルズ高校白書」のリブート版である「ビバリーヒルズ再会白書」に参加。「ステージ4の人だって働けるのよ。診断を受けたからって、人生が終わるわけじゃない。まだ生きていかなきゃならないのよ」と語っていた。
最期は、娘、姉妹、友人、そして愛犬のボウイに囲まれて旅立ったという。
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