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役所広司主演「八犬伝」公開日は10月25日 “虚”“実”の世界が融合したビジュアル、本予告披露

2024年7月9日 07:00

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本ビジュアル
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(C)2024『八犬伝』FILM PARTNERS.

山田風太郎氏の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)を、役所広司主演で映画化する「八犬伝」の公開日が10月25日に決定、“虚パート:八犬伝”“実パート:馬琴”というふたつの世界が融合した本予告&本ビジュアルが公開された。

世界に誇る日本ファンタジー小説の原点「八犬伝」。「ピンポン」や「鋼の錬金術師」シリーズの曽利文彦が監督を務めた映画は、里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く“虚”パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた“実”パートがシンクロするというエンタテインメント大作だ。

画像2(C)2024『八犬伝』FILM PARTNERS.

“実”の世界で八犬伝の物語を生み出す人気作家 滝沢馬琴役所広司、親友・葛飾北斎を内野聖陽、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶ、歌舞伎狂言作者・鶴屋南北立川談春中村獅童尾上右近も共演。「八犬伝」虚=“虚”の世界で八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、八犬士には犬塚信乃を渡邊圭祐、犬川荘助を鈴木仁、犬坂毛野を板垣李光人、犬飼現八を水上恒司、犬村大角を松岡広大、犬田小文吾を佳久創、犬江親兵衛を藤岡真威人、犬山道節を上杉柊平、八犬士の最大の敵・玉梓に栗山千明、犬塚信乃に想いを寄せる浜路を河合優実

このほど公開された本予告は“虚”パートで悪を打ち取る八犬士の戦いを迫力の映像で描きながら、“実”パートで幾多の困難を乗り越えて「八犬伝」を完成させようとする人気作家・滝沢馬琴の情熱とそれを支える家族の絆、そして親友の浮世絵師・葛飾北斎との友情を映しだしたエモーショナルな映像となっている。

画像3(C)2024『八犬伝』FILM PARTNERS.

「八つの珠を持つ者たちをお探しください」そう言い残した伏姫(土屋太鳳)の様子を、「これが八犬伝の始まりだ」と馬琴(役所広司)は語り始める。「勧善懲悪」をテーマに里見家にかけられた呪いと戦うために八つの珠を持つ八人の剣士が過酷な戦いの旅に出るその物語を聞いた親友の北斎(内野聖陽)は「ますますおもしれえ」と魅了される。馬琴は「悪が勝つこともあるこの世の中だからこそ、読者には別の世界を味わってもらいたい。虚の世界だ」と壮大な物語を書き進めるが、鶴屋南北立川談春)に自身の正義を批判され、「正しき者が勝つという主題で書いている八犬伝など……」と次第にその信念に迷いが出る。そして息子・宗伯(磯村勇斗)の病気、自身の失明という困難に見舞われた馬琴の筆は遂に止まってしまう。

現実に打ちひしがれ、筆を投げつける馬琴に義理の娘・お路(黒木華)は希望を捨てないよう懇願し、馬琴は「私にはまだやり切らねばならぬことがあるのだ」と新たに決意を固める――失明しても、なお書き続けた奇跡の実話、そして馬琴の「八犬伝」に込めた想いを演じきった役所広司内野聖陽ら俳優陣の演技も光る見どころ盛りだくさんの予告編となっている。

画像4

なお、7月12日から、ムビチケカードの発売が決定。購入特典として数量限定で八犬士(渡邊圭祐鈴木仁板垣李光人水上恒司松岡広大佳久創藤岡真威人上杉柊平)と伏姫(土屋太鳳)のキャラクタービジュアルをデザインした連ポストカードが付いく。※一部劇場を除き配布。数量限定でなくなり次第、終了予定。

八犬伝」は、10月25日から全国公開。

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