内野聖陽×岡田将生×上田慎一郎監督 公務員と天才詐欺師が異色のタッグを組む痛快クライム映画、11月公開
2024年5月21日 08:00
内野聖陽が主演、岡田将生が共演し、「カメラを止めるな!」上田慎一郎監督がメガホンをとった映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」が、11月に新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定した。あわせて、内野と岡田が演じるキャラクターの場面写真が初披露された。
本作は、ソ・イングクとスヨン(「少女時代」)、 マ・ドンソクが豪華共演した韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」を原作に、上田監督がオリジナリティを加えた痛快クライムエンタテインメント。
「カメラを止めるな!」公開前の2018年からプロジェクトがスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって脚本に大幅な修正を迫られた。さらにコロナ再拡大による1年の撮影延期を経て、23年夏にクランクインを迎えた。
葛飾北斎を演じた映画「八犬伝」の公開が控えている内野が演じるのは、税務署に務める真面目で気弱な中間管理職の公務員・熊沢二郎役。詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになる。
内野扮する熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師役は、映画「ゴールド・ボーイ」の怪演が話題になり、「ラストマイル」などの公開も控える岡田。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男・氷室マコトを演じる。
税務署に務める公務員・熊沢二郎(内野)はある日、天才詐欺師・氷室マコト(岡田)が企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える”ある復讐”のために氷室と手を組むことを決意。2人はクセ者ぞろいのアウトロー達を集め、詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成し、壮大な税金徴収ミッションに挑む。
主演を務める内野は、「ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走り出しました。台本打ち合わせをやるたびにシナリオの精度を上げてくる気迫に感心したのを覚えています」と述懐。そして、「現場の混乱も少なからずありましたが、元気な娯楽映画が出来上がったのではないかと思っております」と自信をにじませた。
詐欺師役で共演する岡田は、「公務員と詐欺師の組み合わせにまずはびっくりしたのを覚えています」と語り、「内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました」と撮影を振り返った。
内野、岡田、上田監督のコメント全文は以下の通り。
韓国ドラマを下敷きに自分の作家性を詰め込んだ映画を撮りたいんだという情熱がすごかった。
「『ここまで大きな商業映画』は初めてです!」という言葉がかなり印象に残っています。
ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走り出しました。
台本打ち合わせをやるたびにシナリオの精度を上げてくる気迫に感心したのを覚えています。
撮影は8月のうだるような暑さの中で始まりました。途中監督がコロナに罹患し、事務所からリモート演出というのも新鮮でした。
スタッフプロデューサー陣も初めてのことだらけで、現場の混乱も少なからずありましたが、元気な娯楽映画が出来上がったのではないかと思っております。お客様の皆さんが、どう見てくださるのかとても楽しみです!
面白い組み合わせだなと。内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました。
そして、お互いの利益の為に手を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います。
掴みどころがなく、ふわふわと舞いながらも一点を見つめているこの役は面白かったです。
監督、キャスト、スタッフの皆さんと意見を出し合い作った作品です。是非観ていただけたら嬉しいです。
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