「ロードハウス　孤独の街」続編、アマゾンがゴーサイン

同作は、1989年のパトリック・スウェイジ主演作「ロードハウス 孤独の街」をジェイク・ギレンホール主演でリメイクしたアクション映画。フロリダキーズにある美しい島「ロードハウス」で用心棒の職を得た元総合格闘家ダルトンが、マフィアのボスと対峙することになる姿を描く。「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン監督がメガホンをとった同作は、スリリングな展開と迫力あるアクションシーンが高く評価されている。

3月21日にPrime Videoで世界配信された同作は、すでに8000万人近くが視聴。これを受けて、同作を手がけたアマゾンMGMスタジオは、米ニューヨークで行われたアップフロントのプレゼンテーションで続編制作を発表。登壇したギレンホールは、「このキャラクターと、この物語世界と、私たちが作り上げたものを愛している。新作を届けるのが待ちきれない」と意欲を語っている。

なお、アマゾンによれば、同作はPrime Video史上、オリジナル映画として史上最高のスタートを切ったという。続編の内容については現時点では明らかになっていないが、前作の世界観を引き継ぎつつ、さらにパワーアップした作品になることが期待される。

一方で、メガホンをとったリーマン監督は当初、同作の劇場公開を求めて、米サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW）でのワールドプレミアをボイコットすると表明し話題を集めた。しかしその後、彼は前言を撤回し、ワールドプレミアに参加。続編でも監督を務めるのかどうかは現時点では不明だ。