小池栄子＆仲野太賀、クドカン初の医療ドラマ「新宿野戦病院」に主演！　7月放送スタート

本作は、新宿・歌舞伎町が舞台の“命”をテーマにした救急医療エンタテインメント。「不適切にもほどがある！」（TBS系）のヒットも記憶に新しい宮藤だが、フジテレビでオリジナル脚本を手掛けるのは「ロケット・ボーイ」（01）以来、23年ぶり。「ロケット・ボーイ」の河毛俊作監督からの熱烈オファーで強力タッグが実現した。

歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」。土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、貧しい路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、一般の病院と違い、その特殊な“ワケあり”背景を持った患者たち。そこに、突如としてアメリカ国籍の元軍医である謎の女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池）が降臨する。そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の高峰享（仲野）が彼女と出会ったことで、歯車が動き始める。

小池が演じるのは、アメリカ国籍の元軍医のヨウコ。ニューオーリンズに生まれ、14歳で母親と2人でカリフォルニアへ移り、28歳で医師免許を取得。13年間軍隊病院で働いていた過去を持つ。ある戦地でヨウコは瀕死状態の兵士と遭遇し、彼からある大切なものとメッセージを託される。ヨウコはその兵士との約束を果たすため、日本に向かうことになる。

小池は宮藤の脚本について、「今作もさすがの一言しかありません。色んな意味で注目されている歌舞伎町という街を舞台に、そこで生きている人間たちの叫びがうごめいています。やり場の無い思いや社会問題を、宮藤さんならではの笑いと鋭さで描かれていて、見事な群像劇になっています」とコメントを寄せた。

一方、仲野扮する美容皮膚科医の享は、金もうけ主義の気取り屋。夜は聖まごころ病院で麻酔の勉強、昼は週3で広尾のビューティークリニックで働き、アンチエイジング療法を学んでいる。趣味は港区女子とのギャラ飲みで、お金を使って派手ににぎやかな世界に生きていたが、ヨウコとの出会いによって生き方に変化がもたらされていく。

仲野は、「僕が演じる高峰享は、ちょっとチャラチャラしたお金持ちで、芯もなく（笑）、いろんなことに流されていくキャラクターです。チャラさにもいろいろあると思うので、良い塩梅を探りながら魅力的に演じていきたいと思います」と意気込みを語った。

小池、仲野、宮藤、野田悠介プロデューサーのコメント全文は以下の通り。