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目黒蓮、月9初主演! 「silent」チームが再集結し、親と子の物語を紡ぐ 「海のはじまり」7月放送

2024年5月8日 05:00

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左から目黒蓮、泉谷星奈
左から目黒蓮、泉谷星奈
(C)フジテレビ

目黒蓮(「Snow Man」)が、フジテレビの7月期・月9ドラマ「海のはじまり」で主演を務めることがわかった。2022年10月期に放送された「silent」(フジテレビ系)のチームが再集結し、脚本は生方美久、演出は風間太樹、プロデュースは村瀬健が担う。

本作は、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。登場人物たちを通して、“親と子”の間に生まれる感情をリアルかつ丁寧に描いていく。月9ドラマに初主演する目黒が演じるのは、都内の印刷会社で働く28歳の青年・月岡夏(つきおか・なつ)。夏は大学時代、同級生の南雲水季(なぐも・みずき)と付き合っていたが、ある日突然、彼女から一方的に別れを切り出される。別れてから7年がたち、水季が亡くなったことを知った夏は葬式へと向かう。そこで、夏は水季が自分との子ども・海を出産していたことを知る。

目黒は「silent」で「東京ドラマアウォード2023」で助演男優賞を受賞したほか、「第31回橋田賞」や「2024年エランドール賞」で新人賞を獲得。俳優としての評価を高めるきっかけとなった「silent」チームとの再タッグについて、「やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました」と話す。そして、「脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という一人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来て欲しいです!」と意気込みを語った。

「大好きだったママを突然失い、そのママが大好きだった人と出会う」ことになった6歳の女の子・海を演じるのは、泉谷星奈。「あたりのキッチン!」(東海テレビ・フジテレビ系)や「厨房のありす」(日本テレビ系)で主人公の幼少期役を演じるなど、存在感と表現力を併せ持つ期待の新星だ。「いちばんすきな花」(フジテレビ系)では、今田美桜演じる深雪夜々の幼少期を好演し、話題を呼んだ。物語の重要な役どころとなる海役は、オーディションで決定。村瀬プロデューサーは、「この世代の子役の女の子、ほぼみんな見させていただいたと思いますが、海は星奈ちゃんしかいないと思いました」と太鼓判を押す。

脚本を務める生方は、「silent」で脚本家デビューを果たしたのち、「いちばんすきな花」で村瀬プロデューサーと再タッグ。本作で3度目のタッグを組むことになる村瀬プロデューサーは、「今や、生方さんの才能に関しては僕が言うまでもないですが、その生方さんと一緒に描きたいと思っていた一番のテーマが今回の親子の物語です」とコメントを寄せた。

演出は、風間、髙野舞、ジョン・ウンヒが担当。音楽は、「silent」「いちばんすきな花」の作曲家・得田真裕が担う。キービジュアルは「silent」でもビジュアルを担当した吉良進太郎氏が手掛ける。

「海のはじまり」は、7月から毎週月曜午後9時~9時54分に放送。目黒、泉谷、村瀬プロデューサーのコメント全文は以下の通り。


目黒蓮
◆今作の主演のオファーを受けて
とてもうれしかったです。20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです。
◆月9に初出演、初主演することについて
事務所の先輩方もそうですが、これまでたくさんの役者のみなさんが作り上げてきた月9は、やはり特別なものを感じます。
遠い場所から見ていたときはとにかく特別で、ただただすごい場所という見方をしていましたが、いざ自分が出演するとなるとオファーは自分のチャンスではなく、ドラマを作る全てのみなさんの思いや挑みの一部に選ばれたということなので、その思いを正解にしたい気持ちと、とにかく自分らしく、見てくださるみなさんの心を動かせるお芝居を全うしたいという気持ちです。
◆台本の感想や、夏役の印象、演じる上での意気込み
やはり制作チームが僕のことを熟知していただいているということもあって、僕自身、自然と共感できる役柄だなと感じました。脚本を作る段階からたくさん話し合いもしました。
ただ、やはり自分とは違う感性や言動ももちろんあるのでどれだけ、夏という1人の人間を新しく生み出せるか、楽しみですし、早く夏が来て欲しいです!
◆視聴者へのメッセージ
自分らしく大切に、作品そしてみなさんの今年の夏の楽しみ、ひとつの思い出になるような世界を作れるように一生懸命取り組みたいと思います。みなさんの心に何かしらの形で残るものにします。たくさんの方に愛される作品になればいいなと思います。
僕もこれから楽しみながら撮影に挑みたいと思うのでみなさんも楽しみにお待ちいただけたらと思います!

海ちゃんになれると聞いて、とってもうれしい気持ちになりました。どうしてもやりたかった役なので、オーディションの前に、実際に海に行って、海ちゃんの気持ちを想像したりと頑張ったので、海ちゃん役が決まったことがすごくすっごくうれしく幸せです。
お芝居することが大好きなので、海ちゃん役でいっぱいお芝居できることがうれしくて、これから楽しみです! 海ちゃんの気持ちになって、みんなに感動してもらえるお芝居をしたいです。ぜひみなさん、見てください!

【プロデュース:村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)】
満を持して、目黒蓮さんを主演にお迎えいたします。目黒さんとは、『silent』でご一緒して以降、二人でたくさんの話をしてきました。目黒さんの芝居に対する真剣な思い、作品に対する誠実な思いを改めて感じ、見てくださる方の心に響くものにしたいという同じ思いを持っていることも改めて強く感じました。それで今回、この企画をご一緒いただくことにしました。
このドラマは、主人公の夏が好きだった人が亡くなったことを知り、その彼女と自分との間にできた子どもがいたことを知るところから始まります。自分の知らないところで過ごしてきた二人の長い時間を思い、考えていく夏の気持ちについて、生方さんが書いてくださった脚本を読みながら二人で話し合い、お互いの考えを深め合ってきました。
自分が父であったことを知り、父になろうとする夏を目黒さんがどのように演じてくれるのか、楽しみでしかありません。目黒さんにしか演じられない夏が生まれることを確信しています。
また、このドラマにとって大事な大事な海役は、泉谷星奈ちゃんに演じていただきます。正直、2024年のこのタイミングに星奈ちゃんが6歳でいてくれたことに感謝しかないです。実は、『いちばんすきな花』で今田美桜さん演じる夜々の幼少を演じてもらっていたときに、既にこの企画の準備は始まっていました。
その時点で“海はこの子がいいんじゃないかな”と思っていたのですが、まだ少し幼すぎるかも、と少しの不安も持っていました。その後オーディションを行い、星奈ちゃんにもシードなしで普通に参加してもらいました。監督たちや生方さんと一緒に100人を越えるこの世代の女の子たちを見ていく中で、最終的に満場一致で星奈ちゃんに決定しました。しっかりと実力でこの役を勝ち取ってくれたのです。
この年代の子どもにとっての数ヶ月はとても大きいです。『いちばんすきな花』の時よりもさらに成長した星奈ちゃんが、海の繊細な感情を丁寧に表現してくれることと思います。演技もさることながら、とにかく、びっくりするくらいにかわいいです。きっと、かわいすぎて目が離せなくなると思いますので、皆さん楽しみにしていて下さい。
そして、このドラマには、脚本・生方さん、風間監督、髙野監督、ジョン監督、そして音楽・得田さんという最高のチームで臨みます。この作品の世界を映像化するにあたり、これ以上ないパーフェクトな布陣だと思っています。せつなくて、痛くて、でも優しくて、あたたかい。このチームだからこそ紡ぐことのできる“親子”の物語、“家族”の物語に、この夏、どっぷりと浸っていただけたらうれしいです。

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