「不死身ラヴァーズ」松居大悟監督撮り下ろしの主題歌MV公開!
2024年4月19日 00:00
構想10年「諦めることができなかった」と松居監督を魅了した高木ユーナ氏の漫画「不死身ラヴァーズ」が原作。連載時から「今までに読んだことがないジャンル」と話題になった漫画が、松居監督ならではの手腕で、切ない想いが交差する無防備な恋愛映画に仕上がっている。主演は見上愛。佐藤寛太、青木柚、前田敦子、神野三鈴らが共演。
長谷部りのが“運命の相手”と信じて追いかけるのは、両想いになった瞬間、この世界から忽然と消えてしてしまう甲野じゅん。二人は人生の中で何度も出会い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんが“消える”という出来事を繰り返していく。それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が奇跡の結末を起こす。
MVには、りのの運命の相手役の甲野じゅんを演じた佐藤寛太と、りのの親友・田中を演じた青木柚が劇中キャラクターとして出演、原作者・高木ユーナ、スカート・澤部も参加している。
松居監督はクリープハイプのミュージックビデオや、スピッツのライブ映画「劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro」を監督と、ミュージシャンたちとの関係は深い。今作の主題歌は、シンガーソングライター澤部渡によるソロプロジェクト・スカートが担当した、書き下ろし楽曲「君はきっとずっと知らない」。松居監督が、主題歌と劇伴の制作をスカート・澤部に依頼したことで実現した。
このほど公開されたMVは、高木先生が深夜のファミリーレストランで、イラストを描く様子から始まる。描いているのは、ファミリーレストランで楽しそうに会話をするじゅん(佐藤)と田中(青木)。そう、佐藤寛太と青木柚が今作の役柄で出演しているのだ。イラストのように、じゅんと田中は時間を忘れて会話を楽しみ、用事があって急いで立ち去るじゅんを、田中が店の外まで見送る。その後、田中の回想と共に「不死身ラヴァーズ」の本編映像の一部が映し出される。
撮影されたのは今年の3月。都内のファミリーレストランで深夜から朝方まで撮影された。佐藤と青木は撮影当時の初夏の衣装(半袖)を着ており、さらに映画の撮影から数カ月経過して撮影に臨んだが、時を経ても変わらぬ演技力を見せつける。イラストを描く高木氏を見つめるのは、スカート・澤部で、ファミリーレストランの店員役で出演している。MVに登場するイラストは、原作の高木氏が撮影中と撮影の合間にじゅん、田中、そしてスカート・澤部を描き上げた。そんな映画「不死身ラヴァーズ」の裏ストーリーとしても楽しめるMVとなっている。映画は5月10日からテアトル新宿ほか全国公開。
漫画から始まったものが台本になって映画になって、そこにスカート澤部さんが音楽という彩りを加えてくれて、最後に『君はきっとずっと知らない』という歌を歌っていただきました。
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