高峰秀子生誕100年「永遠の人」「カルメン故郷に帰る」「張込み」含む5作無料放送【BS松竹東急開局2周年記念】
2024年3月22日 14:00
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の開局2周年を記念して、放送枠「よる8銀座シネマSP」で3月25日~29日の5日間にわたり、「生誕100年 高峰秀子特集」が放送されることがわかった。
2022年3月26日に開局したBS松竹東急は、映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネル。平日夜8時からの「よる8銀座シネマ」と土曜夜9時からの「土曜ゴールデンシアター」で、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインナップしてきた。
小津安二郎、木下惠介など日本映画界を彩る巨匠の名作に数多く出演し、昭和を代表する女優となった高峰秀子(生涯で300本以上の映画に参加)。本特集では、高峰の出演作から「永遠の人」「カルメン故郷に帰る デジタル修復版」「山河あり」「張込み」「華岡青洲の妻」を放送する。
ラインナップと放送スケジュールは、以下の通り。
上海事変の頃。阿蘇の小作人の娘、さだ子(高峰秀子)には、隆(佐田啓二)という恋人がいた。隆は大地主の息子・平兵衛(仲代達矢)とともに応召したが、平兵衛は負傷し除隊。そして、かねてさだ子に恋情を抱いていた平兵衛はさだ子を犯してしまう。
ある日、平和な北軽井沢の牧場に一通の手紙が届く。この牧場の娘で、3年前に家出したおきん(高峰秀子)からのものだった。東京で有名な舞踊家となったおきんが、故郷に錦を飾りたいという。数日後、彼女は仲間のマヤ朱実(小林トシ子)を連れて派手な服装で里帰りするのだが――。
井上義雄(田村高廣)・きしの(高峰秀子)夫婦とこれから嫁入りしようとする少女すみ(久我美子)は、ハワイ行きの同じ船に乗り合わせたのが縁で親しくなる。それから10年が経ち、それぞれ仕事も安定して子どもにも恵まれたが、その一方で祖国日本は満州事変、日中戦争へと突き進んでゆく。
警視庁捜査一課の下岡(宮口精二)と柚木(大木実)は、東京・深川で起きた質屋殺しの共犯・石井(田村高廣)を追って佐賀県へ向かう。逮捕された主犯の自供によると、石井は佐賀にいる別れた恋人のさだ子(高峰秀子)に会いたがっていたという。
加恵(若尾文子)は、幼い頃から憧れていた於継(高峰秀子)に望まれ、息子の雲平(市川雷蔵)に嫁ぐ。夫となる雲平は医学の修業で京都におり、加恵は3年間夫のいない生活を送るが、ようやく雲平が帰ってきた。すると、急に於継が加恵に冷たくなりー。
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